歌い手が作曲家を募集する方法!募集文の書き方と依頼先の探し方

歌い手が作曲家を募集するときは、条件を具体的に書くのが大切

歌い手としてオリジナル曲を作りたいと思ったとき、「作曲家さん募集」と投稿すれば誰かが来てくれるのでは、と考える人もいるかもしれません。

しかし、募集文の情報が少ないと、作曲家側は見積もりを出しにくくなります。

「どんな曲を作るのか」「予算はいくらか」「作詞は必要か」「納期はいつか」「YouTube収益化や配信リリースに使うのか」が分からないと、応募する側も判断できません。

結論からいうと、歌い手が作曲家を募集するときは、曲の目的、依頼範囲、予算、納期、参考曲、使用範囲を最初に書くのが大切です。

この記事の結論
歌い手が作曲家を募集するなら、「オリジナル曲を作りたいです」だけではなく、曲の目的、作詞の有無、作曲・編曲・MIXの範囲、予算、希望納期、参考曲、使用予定、商用利用や著作権の希望を書きましょう。Xで募集する方法もありますが、ココナラやSKIMAなどの依頼サービス、作曲家の個人サイト、過去実績から探す方法もあります。

歌い手が作曲家を募集する主な方法

歌い手がオリジナル曲の作曲家を探す方法はいくつかあります。

「募集する」だけでなく、自分から作曲家を探して相談する方法もあります。

探し方 メリット 注意点
Xで募集する 拡散されると多くの作曲家に届く 条件を書かないとミスマッチが起きやすい
ココナラで探す 料金・実績・レビューを比較しやすい 表示価格に含まれる範囲を確認する
SKIMAで探す 歌い手・VTuber向けの出品を見つけやすい 購入前に条件確認が必要な場合がある
作曲家の個人サイトから依頼する 実績や方針を詳しく確認しやすい 料金表や規約を読んでから相談する
YouTube・Xの実績から探す 完成曲の雰囲気を確認して選べる 連絡先や受付状況を確認する
知人紹介 信頼しやすい 知人でも料金・権利・納期は文章で残す

初めてのオリジナル曲なら、料金、納品内容、修正回数、使用範囲が分かりやすい依頼先を選ぶと安心です。

作曲家の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。

歌い手向け作曲家の選び方!オリジナル曲の依頼先を比較する7つのポイント





募集文に必ず入れたい項目

作曲家を募集するときは、次の項目を入れると伝わりやすくなります。

  • 自分の活動名
  • 活動場所
  • 依頼したい曲の目的
  • 作詞が必要か
  • 作曲・編曲・MIXまで必要か
  • 希望ジャンル
  • 参考曲
  • 予算
  • 希望納期
  • 使用予定
  • 商用利用・収益化の有無
  • 著作権・クレジット表記の希望
  • 応募方法
  • 締切

特に大切なのは、予算と依頼範囲です。

「作曲家募集」と書いていても、作曲だけなのか、作詞・作曲・編曲・MIXまで必要なのかで、料金も作業量も大きく変わります。

また、YouTube収益化、歌枠、配信リリース、ライブ使用、BOOTH販売などに使いたい場合は、最初から書いておきましょう。

歌い手向け・作曲家募集文テンプレート

Xや募集投稿で使う場合は、短くても必要な条件が分かる文にしましょう。

作曲家募集文テンプレート

【作曲家さん募集】
歌い手として活動している〇〇です。
初めてのオリジナル曲制作をお願いできる作曲家さんを探しています。

【依頼内容】
・作詞:相談したい/自分で用意予定
・作曲:依頼希望
・編曲:依頼希望
・MIX:相談したい
・曲の長さ:フルコーラス希望

【曲のイメージ】
明るく前向きで、歌ってみたからオリジナル曲へ進む決意が伝わる曲にしたいです。
サビは覚えやすく、歌枠でも歌いやすい曲を希望しています。

【参考曲】
・〇〇:サビの明るさを参考にしたいです。
・〇〇:Aメロの雰囲気が好きです。
・〇〇:歌詞の距離感を参考にしたいです。

【使用予定】
YouTube投稿、YouTube収益化、歌枠、SNS投稿、将来的な配信リリースを考えています。

【予算】
〇万円前後で考えています。
内容により相談可能です。

【希望納期】
〇月〇日ごろまでに完成希望です。

【応募方法】
実績URL、料金目安、対応範囲、納期目安をDMでお送りください。
条件が合いそうな方へこちらから返信いたします。

よろしくお願いいたします。

募集文では、作曲家側が「自分なら対応できるか」を判断できる情報を入れることが大切です。

また、応募が多くなる可能性がある場合は、「全員に返信できない場合があります」と書いておくと、やり取りの負担を減らせます。

Xで作曲家を募集するときの書き方

Xで募集する場合は、長すぎる文章よりも、要点が分かる投稿にするのが大切です。

ただし、短くしすぎると条件が伝わりません。

Xでは、最初の投稿に概要を書き、詳細は画像や固定ポスト、フォーム、リプライにまとめる方法もあります。

X投稿用・短め募集文例

【作曲家さん募集】
歌い手のオリジナル曲を制作してくださる方を探しています。

・作曲/編曲希望
・作詞は相談
・YouTube投稿、収益化、歌枠使用予定
・予算:〇万円前後
・納期:〇月ごろ
・明るく前向きなポップス希望

実績URL・料金目安・対応範囲をDMでお送りください。
#作曲依頼 #作曲家募集 #歌い手

ハッシュタグは使いすぎない方が見やすいです。

「#作曲依頼」「#作曲家募集」「#歌い手」など、関連するものを2〜4個ほどに絞るとよいでしょう。

募集文で避けたいNG例

作曲家を募集するときは、次のような書き方を避けましょう。

  • 「誰か曲作ってください」だけで条件がない
  • 予算を書かない
  • 無償前提で募集する
  • 参考曲を丸ごと再現してほしいと書く
  • 納期が極端に短い
  • 権利をすべて譲渡してほしいのに予算が低すぎる
  • 修正無制限を当然のように求める
  • 作曲・編曲・MIXの違いを確認しない
  • 返信方法や締切が書かれていない
  • 募集後に条件を大きく変える

無償で作ってくれる人を探す方法もありますが、商用利用、収益化、配信リリースまで考えるなら、有償依頼として条件を整理する方が安心です。

特に、歌い手のオリジナル曲は公開後も活動で使い続ける可能性があります。

安さだけで選ばず、権利や使用範囲まで確認しましょう。

依頼先の探し方

作曲家を探すときは、募集を出して待つだけでなく、自分から探す方法もあります。

ココナラで探す

ココナラには、作曲・編曲・楽曲制作のカテゴリがあります。

料金、実績、レビュー、商用利用の可否、対応範囲を比較しやすいのがメリットです。

ただし、表示価格に作詞、編曲、MIX、仮歌、商用利用、著作権譲渡が含まれているとは限りません。

購入前に、オリジナル曲として使いたい範囲を伝えて見積もりを取りましょう。

SKIMAで探す

SKIMAにも、VTuber・歌い手向けのオリジナル楽曲制作出品があります。

出品によっては、作詞・作曲・編曲まで対応しているものや、初めての依頼向けに相談しやすいものもあります。

購入前にメッセージで条件確認を求める出品もあるため、依頼内容、納期、予算、使用範囲を整理してから相談しましょう。

XやYouTubeの実績から探す

XやYouTubeで、歌い手やVTuberのオリジナル曲を聴いて、クレジットから作曲家を探す方法もあります。

この方法は、完成曲の雰囲気を確認してから依頼できるのがメリットです。

「この人の曲調が好き」と思ったら、概要欄や固定ポスト、プロフィールに依頼受付情報があるか確認しましょう。

Skebを使う場合の注意点

Skebは、有償リクエストを送るタイプのサービスです。

ただし、細かい打ち合わせや何度も修正しながら進める依頼とは相性が異なります。

歌い手のオリジナル曲制作では、キー、歌いやすさ、使用範囲、収益化、配信リリースなどを細かく確認したいことが多いため、事前相談ができる依頼先の方が向いている場合もあります。

募集後に確認するべきポイント

作曲家から応募や提案が届いたら、雰囲気だけで決めずに条件を確認しましょう。

  • 過去実績は自分の方向性に合うか
  • 歌い手向けの制作経験があるか
  • 作詞・作曲・編曲・MIXのどこまで対応か
  • 料金の総額はいくらか
  • 追加料金が発生する条件は何か
  • 修正回数は何回までか
  • 納期は間に合うか
  • YouTube収益化に使えるか
  • 配信リリースに使えるか
  • クレジット表記は必要か
  • 著作権譲渡か使用許諾か

応募文が丁寧でも、実績や条件が自分に合うとは限りません。

逆に、知名度が高くなくても、歌い手の声に合う曲を丁寧に作ってくれる作曲家もいます。

自分の声や活動目的に合うかを基準に選びましょう。





作曲家に送る相談テンプレート

募集に応募してくれた作曲家へ、詳しく相談するときは次のテンプレートを使うと分かりやすいです。

作曲家への相談テンプレート

はじめまして。歌い手として活動している〇〇と申します。
作曲家募集へのご連絡ありがとうございます。

改めて、今回のオリジナル曲制作についてご相談させてください。

【活動場所】
YouTube:〇〇
X:〇〇

【曲の目的】
初めてのオリジナル曲としてYouTubeに投稿し、歌枠でも長く歌える曲にしたいです。

【依頼したい範囲】
作詞:相談
作曲:依頼希望
編曲:依頼希望
仮歌:可能なら希望
MIX:相談

【自分の声について】
普段は〇〇系の曲をよく歌っています。
高すぎる曲は少し苦手で、〇〇のようなキー感が歌いやすいです。

【参考曲】
・〇〇:サビの開放感が好きです。
・〇〇:Aメロの雰囲気を参考にしたいです。
・〇〇:歌詞の距離感が好きです。

【使用範囲】
YouTube投稿、YouTube収益化、歌枠での歌唱、SNS投稿、将来的な配信リリースを考えています。

【希望納期】
〇月〇日ごろまでに完成希望です。

【予算】
〇万円前後で考えています。

お見積もり可能でしたら、制作範囲、料金、納期、修正回数、商用利用、著作権、クレジット表記について教えていただけますと幸いです。

このテンプレートでは、募集文よりも詳しく情報を伝えます。

特に、声の特徴、参考曲、使用範囲を伝えることで、見積もりと提案が具体的になりやすくなります。

予算はどのくらい書けばいい?

募集文では、できれば予算を書いた方がよいです。

予算がないと、作曲家側は応募してよいか判断しにくくなります。

歌い手のオリジナル曲では、作詞、作曲、編曲、仮歌、MIX、マスタリングまで含めるかで費用が大きく変わります。

予算の書き方 伝わりやすさ 注意点
〇万円前後 分かりやすい 範囲外の提案が来にくい
〇万〜〇万円 調整しやすい 内容ごとに見積もりしやすい
内容により相談 柔軟 最低予算も書いた方が親切
予算未定 応募しにくい 見積もりが集まりにくい

費用相場については、以下の記事でも詳しく解説しています。

歌い手のオリジナル曲はいくらかかる?作曲依頼の費用相場と予算の決め方

権利・収益化・配信リリースも最初に伝える

歌い手のオリジナル曲は、完成後にいろいろな場所で使う可能性があります。

募集の段階で、使用予定を書いておくとトラブルを減らせます。

  • YouTube投稿
  • YouTube収益化
  • 歌枠での歌唱
  • ライブ使用
  • SNS投稿
  • ShortsやTikTokでの使用
  • 配信リリース
  • CD販売
  • BOOTH販売
  • 歌ってみた用カラオケ公開

YouTubeヘルプでは、収益化するコンテンツについて、商用利用する権利や権利者の許可が必要になる場合があると案内されています。

そのため、「YouTube投稿可」だけではなく、「YouTube収益化可」「配信リリース可」「歌枠使用可」まで確認しましょう。

著作権や使用範囲については、以下の記事でも詳しく解説しています。

歌い手のオリジナル曲の著作権は誰のもの?収益化・配信・二次利用を解説

募集から依頼成立までの流れ

歌い手が作曲家を募集してから依頼するまでは、次のような流れで進めると安心です。

  1. 曲の目的と予算を決める
  2. 募集文を作る
  3. Xや依頼サービスで募集・検索する
  4. 実績や料金を確認する
  5. 条件が合いそうな作曲家に相談する
  6. 見積もりをもらう
  7. 使用範囲と権利を確認する
  8. 納期と修正回数を確認する
  9. 正式に依頼する
  10. 制作開始後は修正点をまとめて伝える

いきなり正式依頼せず、まずは見積もり相談をするのがおすすめです。

特に初めてのオリジナル曲では、作曲家側から「この予算ならここまでできます」「MIXは別依頼が必要です」と提案してもらえることもあります。

作曲依頼全体の流れは、以下の記事でも解説しています。

歌い手がオリジナル曲を作るには?作曲依頼の流れと失敗しない準備

歌い手・VTuber向け「はじめてのオリ曲制作室」について

初めて作曲家を募集するときは、何を書けばよいか分からなくて不安になると思います。

  • 作曲家をどう探せばいいか分からない
  • Xで募集してよいのか迷っている
  • 募集文に何を書けばいいか分からない
  • 自分の声に合う曲を作ってほしい
  • 予算や納期をどう伝えればいいか分からない
  • 収益化や配信リリースまで考えて依頼したい

こうした悩みがある場合は、最初から完璧な募集文を作る必要はありません。

活動内容、歌いたい雰囲気、使いたい場所、予算、公開予定日を整理するところから始めれば大丈夫です。

歌い手・VTuber向けのオリジナル曲制作を相談したい方へ

「作曲家を探すところから相談したい」「初めてのオリジナル曲を自分の声に合う形で作りたい」「歌枠やYouTubeで長く使える曲がほしい」という方は、楽曲提供ページからご相談ください。


歌い手・VTuber向けオリジナル曲制作の相談はこちら

歌い手の作曲家募集に関するよくある質問

歌い手が作曲家を募集するにはどうすればいいですか?

Xで募集投稿を出す、ココナラやSKIMAで探す、作曲家の個人サイトから問い合わせる、過去作品のクレジットから探す方法があります。募集する場合は、依頼範囲、予算、納期、参考曲、使用範囲を書きましょう。

作曲家募集文には何を書けばいいですか?

活動名、依頼内容、曲の目的、参考曲、予算、納期、使用予定、応募方法を書きましょう。作詞・作曲・編曲・MIXのどこまで必要かも必ず入れてください。

Xで作曲家を募集しても大丈夫ですか?

大丈夫です。ただし、条件が少ないとミスマッチが起きやすいため、予算や使用範囲を書き、実績URLを送ってもらう形にすると選びやすくなります。

無償で作曲家を募集してもいいですか?

募集自体はできますが、YouTube収益化、配信リリース、ライブ使用まで考えるなら有償依頼の方が条件を整理しやすいです。無償の場合でも、著作権、使用範囲、クレジット表記は確認しましょう。

作曲家を選ぶときは何を見ればいいですか?

過去実績、得意ジャンル、歌い手向け制作経験、料金、納期、修正回数、使用範囲を見ましょう。自分の声に合う曲を作れそうかも大切です。

予算は書いた方がいいですか?

書いた方がよいです。予算があると、作曲家側が対応可能か判断しやすくなります。「〇万円前後」「〇万〜〇万円」などの形で書くと伝わりやすいです。

募集後に応募が多い場合はどうすればいいですか?

実績、料金、納期、使用範囲、やり取りの丁寧さで絞りましょう。全員に返信できない場合は、募集文にその可能性を書いておくと負担を減らせます。

募集ではなく自分から依頼してもいいですか?

もちろん大丈夫です。完成曲を聴いて「この人に頼みたい」と思える作曲家がいるなら、個人サイトや依頼サービスから直接相談する方が早い場合もあります。

関連記事

まとめ:歌い手が作曲家を募集するときは、条件を先に整理しよう

歌い手が作曲家を募集するときは、「作曲家さん募集」だけでは情報が足りません。

曲の目的、依頼範囲、予算、納期、参考曲、使用予定、商用利用、著作権、クレジット表記を最初に整理しましょう。

Xで募集する方法もありますが、ココナラやSKIMAなどの依頼サービス、作曲家の個人サイト、過去作品のクレジットから探す方法もあります。

募集後は、応募してくれた人の実績や料金だけでなく、自分の声や活動目的に合う曲を作れそうかを見て選ぶことが大切です。

初めてのオリジナル曲では、安さや勢いだけで決めず、使用範囲や修正回数まで文章で確認しましょう。

条件を丁寧に整理して募集すれば、作曲家とのミスマッチを減らし、自分の活動で長く歌えるオリジナル曲を作りやすくなります。

参考文献・参考サイト

この記事では、歌い手の作曲家募集、作曲依頼、依頼サービス、YouTube収益化、リクエスト型サービスに関する情報について、以下の公式情報・関連資料を参考にしています。

※作曲家募集、料金、納期、修正回数、著作権、商用利用、クレジット表記、配信リリース可否は、作曲家やサービスによって異なります。依頼前に必ず見積もりを取り、条件を文章で確認してください。

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