『進撃の巨人』キヨミ・アズマビトとは何者?声優・目的・ミカサとの関係と最後を解説

『進撃の巨人』The Final Seasonに登場するキヨミ・アズマビト

和服姿でヒィズル国の特使として現れ、ミカサを「将軍家の末裔」と呼んだ人物です。

パラディ島に協力する一方、貴重な地下資源である氷爆石を狙うなど、その目的は善意だけではありません。

この記事では、キヨミ・アズマビトの正体、声優、ミカサとの関係、ジークとの取引、死亡説と物語の最後までを解説します。

ネタバレ注意
この記事には『進撃の巨人』原作最終話およびアニメ完結編までの内容が含まれています。

キヨミ・アズマビトについて先に結論

項目内容
名前キヨミ・アズマビト
立場ヒィズル国の特使・アズマビト家当主
声優吉沢希梨(よしざわ・きり)
ミカサとの関係同じヒィズル国の将軍家につながる一族
パラディ島に接触した目的氷爆石の独占取引とアズマビト家の復興
死亡する?死亡せず、最終回まで生存

キヨミは、パラディ島にとって数少ない協力者です。しかし、純粋な味方というより、一族の復興と経済的利益を求めて行動する外交官と考えるのが適切です。

キヨミ・アズマビトとは何者?

キヨミ・アズマビトは、東洋の国であるヒィズル国の特使であり、名門・アズマビト家を率いる人物です。

アニメではThe Final Season第63話「手から手へ」で登場。ヴィリー・タイバーが主催する祝賀会で、マーレの戦士候補生・ウドが誤って着物にワインをこぼした際、自分の失敗だったように振る舞ってウドをかばいました。

世界中でエルディア人への差別が続くなか、この場面からはキヨミが立場の弱い者を一方的に責めない人物であることが分かります。

その後、第69話「正論」でパラディ島を訪問していたことが明かされ、ミカサやジークとの関係、アズマビト家の目的が説明されました。

キヨミ・アズマビトの声優は吉沢希梨

キヨミ・アズマビトの声を担当しているのは、声優の吉沢希梨(よしざわ・きり)さんです。

項目内容
名前吉沢希梨
読み方よしざわ きり
誕生日7月17日
出身地北海道
所属アクセント

吉沢希梨さんは、落ち着きと威厳を感じさせる声で、政治家としてのキヨミの冷静さを表現しています。

主な出演作品には、次のようなものがあります。

  • 『進撃の巨人 The Final Season』キヨミ役
  • 『ドラゴンドライブ』エンスイ役
  • 『大正野球娘。』大口恭子役
  • 『遊☆戯☆王5D’s』ゾラ役
  • 『ポケットモンスター』トメ役
  • 『もっと!まじめにふまじめ かいけつゾロリ』マユ婆役

アニメのほか、海外ドラマの吹き替え、ナレーション、舞台などでも活動しています。

キヨミとミカサの関係は?

キヨミとミカサは、どちらもヒィズル国の将軍家につながる一族です。

かつてヒィズル国はエルディア帝国と親しい関係にあり、ヒィズル国の将軍家の息子がパラディ島に滞在していました。

巨人大戦後、ヒィズル国は敗戦によって混乱し、将軍家の息子は島に取り残されます。その子孫がミカサの母方の一族です。

ミカサの手首に刻まれていた印は、アズマビト家に伝わる家紋でした。家紋を確認したキヨミは、ミカサが将軍家の末裔であると確信します。

キヨミはミカサの祖母ではありません。
同じ将軍家につながる親族ですが、キヨミとミカサの具体的な続柄や血縁の近さは作中で明言されていません。

キヨミがミカサを探していた理由

キヨミがミカサを探していた理由は、主に二つあります。

  1. 失われた将軍家の血を引く人物を見つけるため
  2. ミカサをパラディ島との交渉材料にするため

キヨミはミカサとの再会を喜びますが、それだけでパラディ島へ協力したわけではありません。

将軍家の末裔であるミカサの存在は、ヒィズル国とパラディ島を結び付ける歴史的な理由になります。キヨミにとってミカサは大切な一族であると同時に、外交を進めるうえでも重要な存在でした。

キヨミ・アズマビトがパラディ島に協力した目的

キヨミがパラディ島へ接触した最大の目的は、島に眠る希少資源「氷爆石」です。

氷爆石は立体機動装置などにも利用される貴重な資源で、パラディ島でしか採掘できないとされています。

アズマビト家は巨人大戦後にかつての権勢を失っていました。そこでキヨミは、氷爆石を独占的に取引して莫大な利益を得ることで、一族を再興しようと考えます。

つまり、キヨミの協力には次の三つの目的がありました。

  • パラディ島の氷爆石を独占する
  • アズマビト家の財力と影響力を取り戻す
  • 将軍家の末裔であるミカサを保護する

利益を求める姿勢は隠しておらず、氷爆石を前に強い欲を見せる場面もあります。ただし、金銭だけで動く冷酷な人物ではありません。

ウドをかばった行動や、ミカサとパラディ島の人々を守ろうとした姿からは、キヨミなりの誇りと人情も読み取れます。

キヨミとジークの関係は?

キヨミとジークは、パラディ島をめぐる計画について事前に接触していました。

ジークは、自分がフリッツ王家の血を引いていることと、パラディ島に氷爆石が存在することをキヨミに伝えます。

その情報を利用してジークが提示したのが、パラディ島を守るための「秘策」です。

ジークが提示した三つの過程

  1. 地鳴らしの一部を発動し、その威力を世界に見せる
  2. 地鳴らしを抑止力にしている間に、ヒィズル国がパラディ島を近代化する
  3. 始祖の巨人と王家の血を絶やさないため、巨人の継承を続ける

この計画では、ヒストリアが獣の巨人を継承し、王家の血を残すために子どもを増やす必要がありました。

エレンが計画に強く反対したのは、ヒストリアとその子孫を巨人の継承に縛り付ける内容だったからです。

キヨミはヴィリー・タイバーの計画を知っていた?

キヨミはレベリオの演説前、ヴィリー・タイバーを訪ねて言葉を交わした後、演説を見届けずに会場を離れています。

ヴィリーも危険を承知で舞台に立っていたため、キヨミは少なくとも演説会場で重大な事件が起こる可能性を知らされていたと考えられます。

ただし、エレンの襲撃方法や調査兵団の作戦まで、キヨミがどの程度把握していたのかは明言されていません。

キヨミがエレンたちの襲撃計画に直接参加していたと断定することはできません。

キヨミは強い?フロックを投げ飛ばした場面

キヨミは巨人の力を持っていませんが、近接戦闘の心得があります。

港を占拠したイェーガー派との交渉中、フロックが銃を向けた瞬間に腕を取り、そのまま床へ投げ飛ばしました。

不意を突いたとはいえ、武装した兵士を素手で制圧したことから、護身術や武術を身に付けていたと考えられます。

この場面でキヨミは、外の世界を滅ぼしても島の争いがなくなるわけではないという趣旨の反論をしています。

利益を重視する現実的な政治家でありながら、憎しみによる大量虐殺を肯定しなかった点も、キヨミという人物を理解するうえで重要です。

キヨミは死亡する?最後はどうなった?

結論からいうと、キヨミ・アズマビトは死亡しません。

港での戦闘後、キヨミはアズマビト家の技術者たちと船に乗り、飛行艇を整備するためにオディハへ向かいます。

その後、地鳴らしが迫るなかで飛行艇を完成させ、アルミンやミカサたちがエレンを追うための作戦を支えました。

最終回の3年後には、ヒストリアとともに世界からの和平使節を迎える場面に姿を見せています。

地鳴らしを止める側へ協力したキヨミがパラディ島に残っていることから、ヒストリア政権との関係も維持されていたと考えられます。

キヨミ・アズマビトは悪人なのか

キヨミは、単純な善人でも悪人でもありません。

氷爆石の利益を独占しようとしたことや、パラディ島がほかの国と交渉する機会を十分に作れなかったことは、結果として島を追い詰める一因になりました。

一方で、地鳴らしが始まった後には、自分の欲が状況を悪化させたことを悔やみます。そして、アズマビト家の技術者やミカサたちを救うために行動しました。

キヨミは、国家・一族・利益を背負う政治家として現実的に動きながら、最後まで人間性を失わなかった人物といえるでしょう。

キヨミ・アズマビトに関するよくある質問

キヨミ・アズマヒトとアズマビトのどちらが正しい?

正式な名前はキヨミ・アズマビトです。「アズマヒト」ではなく、「ビ」に濁点が付きます。

キヨミ・アズマビトの声優は誰?

日本語版の声優は吉沢希梨さんです。『進撃の巨人 The Final Season』でキヨミを演じています。

キヨミはミカサの祖母?

祖母ではありません。二人はヒィズル国の将軍家につながる一族ですが、具体的な続柄は明かされていません。

キヨミがパラディ島を助けた理由は?

氷爆石による利益とアズマビト家の復興が主な目的です。ただし、将軍家の末裔であるミカサを守りたいという思いもありました。

キヨミはフロックに殺された?

殺されていません。銃を向けたフロックを投げ飛ばし、その後も生存しています。

キヨミは最終回でどうなった?

地鳴らしを生き延び、3年後にはヒストリアとともに和平使節を迎える場面に登場します。

まとめ

  • キヨミはヒィズル国の特使でアズマビト家の当主
  • 声優は吉沢希梨さん
  • ミカサはヒィズル国の将軍家の末裔
  • 具体的な血縁関係や続柄は明言されていない
  • パラディ島へ協力した主な目的は氷爆石と一族の復興
  • ジークの秘策をパラディ島側へ伝えた
  • フロックを素手で投げ飛ばすほどの護身術を持つ
  • 死亡せず、最終回まで生存する

キヨミ・アズマビトは、パラディ島に協力しながら自分たちの利益も追求する、現実的な外交官です。

欲深さを持つ一方で、ミカサへの思いや差別を嫌う姿勢も見せており、単純な敵味方では分けられない『進撃の巨人』らしい人物といえるでしょう。

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参考資料

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