『ちびまる子ちゃん』では、長い放送期間の中で何人かの主要キャラクターの声優が交代しています。
特に大きな交代として知られているのが、まる子のTARAKOさんから菊池こころさん、お姉ちゃんの水谷優子さんから豊嶋真千子さん、友蔵の富山敬さん→青野武さん→島田敏さんなどです。
一方で、花輪くん、ひろし、たまちゃんなど、長年同じ声優が担当し続けているキャラクターもいます。
この記事では、2026年現在の公式キャスト情報をもとに、声優が変わった主要キャラクターと歴代担当、交代時期、理由を整理します。
| キャラクター | 歴代声優 | 現在 | 主な交代理由 |
|---|---|---|---|
| まる子 | TARAKO → 菊池こころ | 菊池こころ | TARAKOさん逝去後に後任決定 |
| 友蔵 | 富山敬 → 青野武 → 島田敏 | 島田敏 | 逝去・体調不良 |
| お姉ちゃん | 水谷優子 → 豊嶋真千子 | 豊嶋真千子 | 水谷優子さん逝去 |
| 山田くん | 山本圭子 → 本井えみ | 本井えみ | 山本圭子さんが役を卒業 |
| ブー太郎 | 摩味 → 永澤菜教ほか | 永澤菜教 | 詳細な公式発表は確認できず |
| ナレーション | キートン山田 → きむらきょうや | きむらきょうや | キートン山田さんの引退 |
なお、「声優が亡くなったキャラクター」と「声優が交代したキャラクター」は完全に同じではありません。
声優の逝去によって交代したケースもありますが、山田くんやナレーションのように、卒業・引退など別の理由で交代したケースもあります。
亡くなった声優を中心に知りたい場合は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
ちびまる子ちゃんで亡くなった声優一覧|担当キャラ・後任・声優交代を解説
まる子の声優はTARAKOから菊池こころへ交代
主人公・さくらももこ(まる子)の声優は、TARAKOさんから菊池こころさんへ交代しました。
TARAKOさんは1990年のアニメ放送開始から、長年にわたってまる子を演じてきました。
しかし、TARAKOさんは2024年3月4日に亡くなりました。
その後、『ちびまる子ちゃん』制作側は後任声優の選考を進め、2024年4月12日に菊池こころさんが新しいまる子役を担当すると正式発表しました。
菊池さんは複数回にわたるオーディションを経て選ばれています。
菊池こころさんによる新しいまる子は、2024年4月21日放送分から登場しました。
| まる子役 | 担当時期 |
|---|---|
| TARAKO | 1990年~2024年 |
| 菊池こころ | 2024年4月21日~現在 |
友蔵の声優は3人|富山敬→青野武→島田敏
まる子のおじいちゃん・さくら友蔵は、主要キャラクターの中でも特に声優交代が多く、これまで3人の声優が担当しています。
| 代 | 声優 | 担当時期の目安 |
|---|---|---|
| 初代 | 富山敬 | 1990年~1995年 |
| 2代目 | 青野武 | 1995年~2010年 |
| 3代目 | 島田敏 | 2010年~現在 |
初代・富山敬から青野武へ
初代友蔵を演じていたのは富山敬さんです。
富山さんは1995年9月25日に亡くなり、その後、友蔵役は青野武さんへ引き継がれました。
青野武から島田敏へ
2代目の青野武さんは約15年間にわたって友蔵を担当しました。
2010年に青野さんが体調を崩して入院し、復帰のめどが立たなかったことから、友蔵役を降板。
2010年6月27日放送分から島田敏さんが友蔵役を担当しています。
青野さんはその後2012年に亡くなっています。
つまり、青野武さんから島田敏さんへの交代については、青野さんの逝去後に変更されたのではなく、体調不良による療養中に先に交代していたという時系列に注意が必要です。
お姉ちゃんの声優は水谷優子から豊嶋真千子へ
まる子のお姉ちゃん・さくらさきこ役も声優が交代しています。
| 代 | 声優 | 担当時期 |
|---|---|---|
| 初代 | 水谷優子 | 1990年~2016年 |
| 2代目 | 豊嶋真千子 | 2016年6月5日~現在 |
初代のお姉ちゃん役を務めた水谷優子さんは、アニメ放送開始時から長年さくらさきこを担当していましたが、2016年5月17日に亡くなりました。
『ちびまる子ちゃん』公式サイトは2016年5月29日、後任として豊嶋真千子さんが2代目お姉ちゃん役に決定したと発表。
2016年6月5日放送分から豊嶋さんが担当しています。
制作側は、豊嶋さんの声に「お姉ちゃんらしい明るさと強さ」「まる子を包み込む温かさ」を感じたことなどを、起用理由として説明しています。
山田くんの声優は山本圭子から本井えみへ
「アハハ!」「~だじょ」でおなじみの山田笑太も、比較的最近声優が変わったキャラクターです。
| 代 | 声優 | 担当 |
|---|---|---|
| 初代 | 山本圭子 | 1990年~2023年12月 |
| 2代目 | 本井えみ | 2024年2月~現在 |
山本圭子さんは1990年の放送開始から30年以上にわたって山田くんを担当。
2023年12月17日の放送を最後に、山田くん役を卒業しました。
その後、後任として本井えみさんが選ばれ、2024年2月4日放送分から山田くんを担当しています。
本井えみさんは『ちびまる子ちゃん』で城ヶ崎姫子役も担当しているため、現在は山田くんと城ヶ崎さんを演じ分けています。
なお、山本圭子さんは2024年4月18日に亡くなりましたが、山田くん役については2023年12月にすでに卒業していたため、「亡くなったため急きょ交代した」という説明は正確ではありません。
ブー太郎も歴代で声優が変わっている
まる子のクラスメイト・ブー太郎こと富田太郎も、長い放送期間の中で声優が変わっています。
初期には摩味さんが担当し、一時的な代役を経て、現在は永澤菜教さんがブー太郎を演じています。
ただし、まる子やお姉ちゃん、山田くんのように、公式サイトで明確な「○月○日から交代」という告知を確認できるケースとは異なり、ブー太郎については交代時期や詳細な理由を断定できる一次資料が限られています。
そのため、この記事では現在の公式キャストが永澤菜教さんであることと、歴代で声優が変わっていることまでを確認事項として紹介します。
ナレーションもキートン山田からきむらきょうやへ交代
キャラクターではありませんが、『ちびまる子ちゃん』を語るうえで欠かせないナレーションも交代しています。
| 代 | ナレーター | 担当時期 |
|---|---|---|
| 初代 | キートン山田 | 1990年~2021年3月 |
| 2代目 | きむらきょうや | 2021年4月~現在 |
キートン山田さんは放送開始から約31年間、独特のツッコミで作品を支えてきました。
2021年3月28日放送回を最後に番組を卒業し、声優・ナレーター業からも引退。
2021年4月4日放送分からは、きむらきょうやさんが新しいナレーターを担当しています。
ナレーションの歴史については、こちらの記事でより詳しくまとめています。
ちびまる子ちゃん歴代ナレーション一覧!初代から現在まで担当声優を紹介
声優が変わっていない主要キャラクターは?
長寿アニメなので「ほとんどのキャラクターの声優が変わっている」と思われることもありますが、実際には放送開始当初から同じ声優が担当している主要キャラクターも多数います。
2026年現在の公式キャストを確認すると、代表的なのは次のキャラクターです。
| キャラクター | 現在の声優 | 交代 |
|---|---|---|
| お父さん・さくらひろし | 屋良有作 | 基本的になし |
| お母さん・さくらすみれ | 一龍斎貞友 | 基本的になし |
| おばあちゃん・さくらこたけ | 佐々木優子 | 基本的になし |
| たまちゃん | 渡辺菜生子 | 基本的になし |
| 花輪くん | 菊池正美 | なし |
| 丸尾くん | 飛田展男 | 基本的になし |
| はまじ | カシワクラツトム | 基本的になし |
花輪くんの声優は変わっていない
「ちびまる子ちゃん 声優 変わった」という検索で特に疑問を持たれやすいのが花輪くんです。
しかし、花輪和彦の声優は現在も菊池正美さんで、アニメ放送開始当初から基本的に交代していません。
久しぶりにアニメを見たことで声の印象が違って聞こえたり、長い年月による演技や声質の変化から「声優が変わった?」と感じたりすることはあります。
花輪くんについては専用記事で詳しく解説しています。
ひろしの声優も変わっていない
まる子のお父さん・さくらひろしの現在の声優は屋良有作さんです。
2026年現在の公式キャストにも屋良有作さんの名前が掲載されています。
「ひろしの声が変わった?」と感じる人もいますが、主要テレビシリーズでは長年屋良さんが担当しています。
お母さんの声優も現在は一龍斎貞友
まる子のお母さん・さくらすみれ役は一龍斎貞友さんです。
こちらも2026年現在の公式キャストに掲載されており、長年同じ声優が担当している主要キャラクターの一人です。
なぜ『ちびまる子ちゃん』は声優交代が多く感じられる?
『ちびまる子ちゃん』で声優交代が目立つ最大の理由は、作品そのものの放送期間が非常に長いことです。
テレビアニメは1990年に放送を開始し、一度の休止期間を挟みながらも、1995年以降は長期にわたって放送されています。
30年以上にわたって同じ作品が続けば、出演者の年齢、健康状態、引退、逝去などによってキャスト変更が発生することは避けられません。
それでも、ひろし、たまちゃん、花輪くんなど、非常に長期間にわたって同じ声優がキャラクターを演じ続けている例も多くあります。
声優の死亡と声優交代は分けて考える必要がある
『ちびまる子ちゃん』の歴代声優を調べる際に特に注意したいのが、「亡くなった声優」と「亡くなったことが交代理由になった声優」は同じではないことです。
例えば、
- お姉ちゃん:水谷優子さんの逝去後に豊嶋真千子さんへ交代
- まる子:TARAKOさんの逝去後に菊池こころさんへ交代
- 友蔵の青野武さん:体調不良で降板した後に逝去
- 山田くんの山本圭子さん:役を卒業した後に逝去
と、事情がそれぞれ異なります。
亡くなった声優と後任を中心に確認したい場合は、以下の記事で整理しています。
ちびまる子ちゃんで亡くなった声優一覧|担当キャラ・後任・声優交代を解説
ちびまる子ちゃんの声優交代に関するよくある質問
ちびまる子ちゃんの現在の声優は誰?
主人公・まる子の現在の声優は菊池こころさんです。
2024年4月21日放送分から、TARAKOさんの後任として担当しています。
まる子の声優はなぜ変わった?
TARAKOさんが2024年3月に亡くなったため、後任オーディションが行われ、菊池こころさんが新しいまる子役に選ばれました。
お姉ちゃんの声優は変わった?
はい。
初代は水谷優子さんで、2016年に亡くなった後、豊嶋真千子さんが2代目お姉ちゃん役を担当しています。
友蔵の声優は何人いる?
主要テレビシリーズでは3人です。
富山敬さん、青野武さん、島田敏さんの順に担当しており、現在は島田敏さんです。
山田くんの声優は変わった?
はい。
山本圭子さんが2023年12月に卒業し、2024年2月から本井えみさんが担当しています。
花輪くんの声優は変わった?
花輪くんの声優は交代していません。
現在も菊池正美さんが担当しています。
たまちゃんの声優は変わった?
たまちゃんこと穂波たまえの声優は渡辺菜生子さんで、長年担当しています。
ちびまる子ちゃんのナレーションは変わった?
はい。
キートン山田さんが2021年3月に卒業し、2021年4月からきむらきょうやさんが担当しています。
まとめ
『ちびまる子ちゃん』では、長い放送期間の中で複数の主要キャラクターの声優が交代しています。
- まる子:TARAKOさん → 菊池こころさん
- 友蔵:富山敬さん → 青野武さん → 島田敏さん
- お姉ちゃん:水谷優子さん → 豊嶋真千子さん
- 山田くん:山本圭子さん → 本井えみさん
- ブー太郎:歴代で担当変更あり、現在は永澤菜教さん
- ナレーション:キートン山田さん → きむらきょうやさん
一方、花輪くん、ひろし、お母さん、たまちゃんなどは現在も長年同じ声優が担当しています。
また、声優が亡くなったケースでも、必ずしも「死亡したため声優交代した」とは限りません。
青野武さんや山本圭子さんのように、体調不良や役からの卒業によって先に交代し、その後亡くなったケースもあります。
長寿作品だからこそ、歴代キャストを調べる際は「誰から誰へ変わったのか」だけでなく、「いつ・なぜ変わったのか」まで時系列で確認することが大切です。
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参考文献・参照サイト
- ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト「作品紹介」
- ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト「『ちびまる子ちゃん』まる子役声優が菊池こころさんに決定!」
- ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト「TARAKO氏のご逝去について」
- ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト「2代目お姉ちゃん役が声優・豊嶋真千子に決定」
- ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト「キートン山田さん『ちびまる子ちゃん』最後の出演」
- ちびまる子ちゃん オフィシャルサイト「新ナレーターは きむら きょうやさんに決定!」
- フジテレビ「ちびまる子ちゃん」
- 日本アニメーション「ちびまる子ちゃん 第2期」作品紹介