『呪術廻戦』の京都姉妹校交流会に乱入した、裸エプロンのような格好の呪詛師・組屋鞣造(くみや じゅうぞう)。
五条悟を見て「ハンガーラックにしたい」という異常な願望を口にしたことから、ファンからは「ハンガーラックおじさん」「ハンガーラックニキ」とも呼ばれています。
しかし組屋は、単なる奇抜な敵キャラクターではありません。後に禪院真希が使用する強力な呪具「竜骨」を製作した、優れた呪具職人でもあります。
この記事では、組屋鞣造の正体、声優、術式や強さ、五条悟に敗れた後の生死、製作した呪具について解説します。
ネタバレ注意
この記事には、京都姉妹校交流会編および2026年放送のアニメ第3期「死滅回游 前編」までの内容が含まれています。
組屋鞣造について先に結論
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 組屋鞣造 |
| 読み方 | くみや じゅうぞう |
| 正体 | 呪具作りを得意とする呪詛師 |
| 声優 | 稲田徹 |
| 協力者 | 夏油の姿をした羂索・真人・花御・重面春太など |
| 術式 | 生得術式は明かされていない |
| 死亡する? | 死亡しておらず、高専側に捕獲される |
| 製作した主な呪具 | 竜骨・重面春太が使用した剣 |
組屋鞣造は、呪具を作るためなら人間の体さえ素材として見る危険な呪詛師です。
五条悟を倒すこと自体よりも、五条の体を使って作品を作ることを目的に京都姉妹校交流会へ侵入しました。
組屋鞣造とは何者?呪具職人でもある呪詛師
組屋鞣造は、呪術師の規則に従わず、呪いや殺人に関わる犯罪を行う呪詛師です。
アニメでは第18話「賢者」、原作では第43話「京都姉妹校交流会―団体戦10―」から本格的に登場します。
京都姉妹校交流会を襲撃した一団のひとりで、五条悟の侵入だけを妨げる特殊な「帳」を下ろす役割を担当しました。
組屋がほかの呪詛師と大きく異なるのは、呪具を製作する職人でもあることです。
自身の工房を持ち、さまざまな素材を利用して呪具や道具を製作しています。戦闘能力だけでなく、呪具製作者として高い技術を持つ人物です。
組屋鞣造の名前の読み方と由来
組屋鞣造の読み方は、「くみや・じゅうぞう」です。
公式キャラクターファイルでは、名前の由来として「組み立て」が挙げられています。
「鞣す」という漢字には、動物の皮を加工して革にする意味があります。呪具や家具を作り、人間さえ素材として見る組屋の性格を連想させる名前です。
正式表記は「組屋鞣造」です。
「組屋柔造」や「組屋揉造」ではありません。また、「ハンバーラック」ではなく「ハンガーラック」が正しい表記です。
組屋鞣造の声優は稲田徹
アニメ『呪術廻戦』で組屋鞣造を演じている声優は、稲田徹(いなだ・てつ)さんです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 稲田徹 |
| 読み方 | いなだ てつ |
| 誕生日 | 7月1日 |
| 出身地 | 東京都八王子市 |
| 所属 | 青二プロダクション |
稲田徹さんの重厚で迫力のある声によって、組屋の屈強な外見と異常な職人気質が表現されています。
稲田徹の主な代表作
- 『僕のヒーローアカデミア』エンデヴァー役
- 『キルラキル』蟇郡苛役
- 『ONE PIECE』Mr.1、ジーザス・バージェス役など
- 『∀ガンダム』ハリー・オード役
- 『ツバサ・クロニクル』黒鋼役
- 『ジパング』角松洋介役
- 『特捜戦隊デカレンジャー』ドギー・クルーガー役
屈強な戦士や威厳のある人物を演じる機会が多く、組屋の野太い声も稲田徹さんの持ち味が生かされた配役です。
ハンガーラック発言とは?
組屋鞣造が「ハンガーラックおじさん」と呼ばれる理由は、五条悟を素材にハンガーラックを作りたいという趣旨の発言をしたからです。
組屋は、人間を一人の人格として見るのではなく、呪具や家具を作るための素材として品定めしています。
なかでも五条悟は、組屋にとってこれまでにない最高級の素材でした。
夏油の姿をした羂索たちに協力したのも、呪術高専への恨みや大きな思想があったからではありません。五条を材料に自分の作品を作れると考えたことが主な動機です。
アニメ第19話終了後の「じゅじゅさんぽ」では、組屋が想像していたハンガーラックの製作工程もコミカルに描かれました。
ただし、題材自体は人間の体を材料にするという非常に残酷なものです。組屋の職人としての情熱と、一般的な倫理観の欠如が同時に表れています。
組屋鞣造が京都姉妹校交流会を襲撃した目的
京都姉妹校交流会で、真人や花御たちには呪術高専が保管する宿儺の指と呪胎九相図を奪う目的がありました。
一方、組屋自身の目的は五条悟を素材として手に入れることです。
襲撃側は五条の行動を制限するため、五条悟だけが侵入できない帳を用意しました。
組屋は帳を下ろした後、京都校学長の楽巌寺嘉伸と交戦します。しかし五条が帳を破ったことで状況は一変しました。
組屋鞣造の強さはどれくらい?
組屋鞣造の公式な等級は明らかになっていません。
楽巌寺学長と正面から戦えるだけの身体能力と呪具の扱いを持ち、一般的な呪詛師より高い戦闘能力があると考えられます。
主な強みは次のとおりです。
- 屈強な体格と高い身体能力
- 斧型の呪具を扱う近接戦闘能力
- 呪具を設計・製作できる知識
- 特殊な帳の発動に関与できる
- 人を傷つけることに迷いがない
ただし、五条悟にはまったく歯が立ちませんでした。
帳を破って現れた五条へ襲いかかりますが、五条の術式によって一瞬で四肢を負傷し、戦闘不能になります。
組屋の本当の価値は、純粋な戦闘力よりも希少な呪具を製作できる技術にあるといえるでしょう。
組屋鞣造の術式は?領域展開は使える?
組屋鞣造の生得術式は作中で明かされていません。
呪具を製作する能力が術式によるものなのか、組屋自身の知識と技術によるものなのかについても、明確な説明はありません。
領域展開を使用する場面もなく、領域展開を習得しているという公式情報もありません。
したがって、「呪具を作る術式を持っている」「領域展開が使える」と断定するのは誤りです。
組屋鞣造は死亡した?五条に倒された後
結論からいうと、組屋鞣造は五条悟との戦いでは死亡していません。
五条に四肢を負傷させられて戦闘不能になりますが、高専側は敵の計画を聞き出すため、組屋を生かしたまま捕獲しました。
その後、組屋は呪術高専側から尋問を受けます。
しかし、羂索たちは最初から組屋を重要な作戦要員として扱っておらず、詳しい計画をほとんど知らせていませんでした。そのため、高専側が組屋から得られた情報は限られていました。
捕獲された組屋鞣造のその後は不明
組屋鞣造は高専側に捕獲された後、本編で再び戦闘へ参加していません。
原作完結まで、釈放されたのか、拘束が続いているのか、処刑されたのかは明らかにされませんでした。
死亡場面も死亡したという説明もないため、正確には「生死不明」ではなく、捕獲時点では生存、その後の消息が不明という状態です。
組屋本人は再登場しませんが、彼が残した工房と呪具は後の物語に関わります。
組屋鞣造が製作した呪具「竜骨」とは
竜骨(りゅうこつ)は、組屋鞣造の最高傑作とされる刀型の呪具です。
刃で受けた衝撃と呪力を蓄積し、使い手の意思に合わせて刀の峰から放出する能力を持っています。
攻撃を受け止めるほど力を蓄え、その力を反撃に利用できる攻防一体の呪具です。
禪院真希は死滅回游に備えて戦力を強化するため、組屋の工房から竜骨を回収しました。
2026年放送のアニメ第3期第51話「葦を啣む」では、禪院家を訪れた真希が竜骨を使用する場面も描かれています。
組屋本人は捕獲されたままですが、彼の呪具製作者としての実力は、竜骨を通して改めて示されました。
重面春太の剣も組屋鞣造が製作
重面春太が使用する、人間の手のような持ち手が付いた剣も、組屋鞣造が製作した呪具です。
重面は身体能力がそれほど高くないため、剣の側から使用者を握るような構造になっています。
独特な外見だけでなく、使用者の弱点を補うように設計されている点からも、組屋が優れた呪具職人だったことが分かります。
組屋と重面の詳しい関係は明かされていませんが、重面は組屋を名前で呼んでおり、以前から面識があったと考えられます。
組屋鞣造に関するよくある質問
ハンガーラックおじさんの名前は?
名前は組屋鞣造です。読み方は「くみや・じゅうぞう」で、呪具を製作する呪詛師です。
裸エプロンのような格好をした男は誰?
京都姉妹校交流会に乱入した組屋鞣造です。独特な服装と五条悟をハンガーラックにしたいという発言で注目されました。
組屋鞣造の声優は誰?
声優は稲田徹さんです。『僕のヒーローアカデミア』のエンデヴァー役などでも知られています。
組屋鞣造の術式は?
生得術式は明らかになっていません。呪具製作が術式によるものか、職人としての技術なのかも不明です。
組屋鞣造は五条悟に殺された?
殺されていません。五条に四肢を負傷させられますが、生きたまま呪術高専側に捕獲されました。
組屋鞣造のその後は?
捕獲後の詳しい消息は明かされていません。本人は再登場しませんが、工房に残された呪具「竜骨」が後に真希によって使用されます。
組屋鞣造は特級呪詛師?
組屋の公式な等級は発表されていません。特級だとする情報もなく、五条悟には一瞬で敗れています。
まとめ
- 組屋鞣造の読み方は「くみや・じゅうぞう」
- 呪具製作を得意とする呪詛師
- 声優は稲田徹さん
- 五条悟を素材にハンガーラックを作ろうとしていた
- 公式な等級や生得術式は明らかになっていない
- 五条悟に敗れるが死亡していない
- 高専側に捕獲された後の消息は不明
- 最高傑作の呪具「竜骨」を禪院真希が使用した
- 重面春太の剣も組屋が製作した呪具
組屋鞣造は「ハンガーラックおじさん」という奇抜な印象が強い人物ですが、呪具職人としては高い技術を持っています。
本人の出番が終わった後も、竜骨や重面春太の剣を通して、組屋の存在が物語に残っている点が興味深いキャラクターです。