ドラえもんで亡くなった声優一覧|旧声優・担当キャラ・後任を解説

結論|ドラえもんで亡くなった主な旧声優一覧

テレビアニメ『ドラえもん』には長い歴史があり、主要キャラクターを演じてきた旧声優の中にも、すでに亡くなった方が複数います。

特に1979年から2005年まで放送されたテレビ朝日系版では、次の4人が現在までに亡くなっています。

1979~2005年版で亡くなった主な声優

  • 大山のぶ代さん:ドラえもん
  • 小原乃梨子さん:野比のび太
  • たてかべ和也さん:剛田武・ジャイアン
  • 肝付兼太さん:骨川スネ夫

ただし、ここには大きな注意点があります。

この4人は、亡くなったことを理由に現在の声優へ交代したわけではありません。

『ドラえもん』は2005年4月に作品全体をリニューアルし、主要キャストを一斉に変更しました。

その時点では大山のぶ代さん、小原乃梨子さん、たてかべ和也さん、肝付兼太さんはいずれも存命でした。

現在の水田わさびさん、大原めぐみさん、木村昴さん、関智一さんへの交代と、旧声優の逝去は別の出来事です。

さらに、『ドラえもん』には1979年版より前の1973年に日本テレビ系で放送されたテレビアニメ版もあります。

この記事では1973年版の故人声優についても、現在よく知られているキャストと混同しないよう整理します。

※本記事は主要キャラクターを中心に掲載しています。テレビシリーズや映画に一度でも出演し、その後亡くなったすべての声優を網羅するものではありません。

ドラえもんで亡くなった声優・担当キャラ・後任一覧

声優 主な担当 担当版 逝去年 現在・後の担当 交代との関係
富田耕生 ドラえもん 1973年版前半 2020年 1973年版途中から野沢雅子 1973年放送中に交代。逝去とは無関係
太田淑子 野比のび太 1973年版 2021年 1979年版:小原乃梨子 別制作の1979年版でキャスト変更
八代駿 骨川スネ夫 1973年版 2003年 1979年版:肝付兼太 別制作の1979年版でキャスト変更
大山のぶ代 ドラえもん 1979~2005年版 2024年 水田わさび 2005年の一斉リニューアルで交代。逝去は約19年後
小原乃梨子 野比のび太 1979~2005年版 2024年 大原めぐみ 2005年の一斉リニューアルで交代。逝去は約19年後
たてかべ和也 剛田武・ジャイアン 1979~2005年版 2015年 木村昴 2005年に交代済み。逝去は10年後
肝付兼太 骨川スネ夫 1979~2005年版 2016年 関智一 2005年に交代済み。逝去は11年後

現在のドラえもん主要5人の声優一覧

2026年8月現在、テレビ朝日公式サイトに掲載されている主要キャストは次のとおりです。

キャラクター 1979~2005年版 2005年~現在
ドラえもん 大山のぶ代 水田わさび
野比のび太 小原乃梨子 大原めぐみ
源しずか 野村道子 かかずゆみ
剛田武・ジャイアン たてかべ和也 木村昴
骨川スネ夫 肝付兼太 関智一

2005年に現在のメインキャストへ一斉に交代し、2025年には現声優陣が担当20周年を迎えました。

ドラえもん役|大山のぶ代から水田わさびへ

多くの人にとって「昔のドラえもんの声」として特に印象深いのが、大山のぶ代さんです。

大山さんは1979年から2005年まで、約26年間にわたってドラえもんを担当しました。

独特の低く温かい声は長年親しまれ、世代によっては「ドラえもん=大山のぶ代さん」という印象が非常に強く残っています。

大山のぶ代さんは2024年9月29日、90歳で亡くなりました。

2005年の声優交代は大山のぶ代の死去が理由ではない

大山さんから水田わさびさんへの交代は2005年です。

一方、大山さんが亡くなったのは2024年。

両者には約19年の差があります。

そのため、

「大山のぶ代さんが亡くなったため、水田わさびさんへ交代した」

という説明は誤りです。

テレビアニメ『ドラえもん』は2005年にリニューアルされ、ドラえもんだけでなく主要5人の声優が一斉に変わりました。

現在のドラえもんは水田わさび

2005年4月からドラえもんを演じているのが水田わさびさんです。

2026年現在もテレビ朝日の公式キャスト欄に掲載されています。

2025年には担当20周年を迎え、大山さん時代とは異なる新しい世代のドラえもんとして定着しています。

のび太役|小原乃梨子から大原めぐみへ

1979年から2005年まで野比のび太を担当したのが小原乃梨子さんです。

気弱で泣き虫ながら、優しさを持つのび太を約26年間演じました。

小原乃梨子さんは2024年7月12日に88歳で亡くなりました。

テレビ朝日も、小原さんが1979年から2005年まで26年間のび太を担当したことを紹介し、追悼しています。

小原乃梨子も死亡による声優交代ではない

小原さんがのび太役を離れたのは2005年です。

亡くなったのは2024年なので、こちらも約19年の間があります。

2005年の作品リニューアルによる声優一新で、のび太役は大原めぐみさんへ引き継がれました。

2026年現在ものび太役は大原めぐみさんです。

ジャイアン役|たてかべ和也から木村昴へ

1979年から2005年までジャイアンを演じたのがたてかべ和也さんです。

乱暴で豪快な一面と、友情に熱い一面を持つジャイアンを約26年間担当しました。

たてかべ和也さんは2015年6月18日に80歳で亡くなっています。

木村昴への交代は10年前の2005年

現在のジャイアン役・木村昴さんが担当を開始したのは2005年です。

木村さんは当時14歳でした。

たてかべさんが亡くなったのは2015年なので、声優交代から約10年後です。

つまりこちらも、逝去によって交代したケースではありません。

2025年には木村さんもジャイアン役20周年を迎えています。

スネ夫役|肝付兼太から関智一へ

1979年から2005年まで骨川スネ夫を担当したのが肝付兼太さんです。

自慢話が多く、ジャイアンの前では調子よく立ち回るスネ夫独特の高い声を約26年間担当しました。

肝付兼太さんは2016年10月20日に80歳で亡くなっています。

テレビ朝日の『ドラえもん』も当時、1979年から2005年まで26年間スネ夫を務めたとして追悼しました。

現在のスネ夫は関智一

2005年からスネ夫を担当しているのが関智一さんです。

肝付さんが亡くなった際には、関さんも、自分が役を引き継いだ際に肝付さんから温かい言葉で背中を押してもらったことを明かしています。

肝付さんから関さんへの交代も、死去によるものではありません。

しずか役の野村道子は亡くなっていない

旧メインキャスト5人をまとめて調べると、「昔の声優は全員亡くなった?」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、1979年から2005年までしずかを担当した野村道子さんは、本記事の「亡くなった声優一覧」には含まれません。

2005年のリニューアルで、しずか役は野村道子さんからかかずゆみさんへ交代しました。

この交代も主要キャスト一斉変更の一部です。

1973年版ドラえもんにも別の声優がいた

「大山のぶ代さんが初代ドラえもん」と紹介されることがありますが、テレビアニメ全体の歴史で見ると厳密には異なります。

『ドラえもん』は1979年のテレビ朝日系版より前に、1973年に日本テレビ系で一度テレビアニメ化されています。

1973年版の主なキャストは次のとおりです。

キャラクター 1973年版 1979年版
ドラえもん 富田耕生→野沢雅子 大山のぶ代
のび太 太田淑子 小原乃梨子
しずか 恵比寿まさ子 野村道子
ジャイアン 肝付兼太 たてかべ和也
スネ夫 八代駿 肝付兼太

1973年版は1979年版とは制作局や制作体制も異なるため、「1973年版の声優が亡くなったので1979年版へ交代した」という関係ではありません。

別のテレビアニメ化にあたり、キャストも新たに決められています。

1973年版初期ドラえもん役|富田耕生

1973年版で最初にドラえもんを演じたのが富田耕生さんです。

富田さんはドラえもん役としてはテレビアニメ史上最初の声優です。

1973年版の放送途中からは野沢雅子さんへ交代しました。

富田耕生さんは2020年9月27日に84歳で亡くなっています。

そのため、「初代ドラえもんの声優は誰?」という質問では、

  • テレビアニメ全体で最初:富田耕生さん
  • 1979年から長期間担当:大山のぶ代さん
  • 2005年から現在:水田わさびさん

と分けると正確です。

1973年版のび太役|太田淑子

1973年版で野比のび太を担当したのは太田淑子さんです。

太田さんは『ジャングル大帝』のレオ、『リボンの騎士』のサファイア、『ヤッターマン』のガンちゃんなどでも知られる声優です。

太田淑子さんは2021年10月29日に89歳で亡くなりました。

1979年版では、のび太役が小原乃梨子さんへ変更されています。

ただし1973年版終了から数年後に制作された別シリーズなので、太田さんの死去や降板を理由とした後任ではありません。

1973年版スネ夫役|八代駿

1973年版でスネ夫を担当したのは八代駿さんです。

八代さんはディズニー作品の日本語版で「くまのプーさん」を長く演じたことでも知られています。

八代駿さんは2003年に亡くなりました。

1979年版ではスネ夫役を肝付兼太さんが担当しています。

こちらも八代さんの逝去より20年以上前に新シリーズへ切り替わっているため、死亡による交代ではありません。

肝付兼太は1973年版ではジャイアン、1979年版ではスネ夫

『ドラえもん』の歴代声優を調べていて特に面白いのが、肝付兼太さんです。

1973年版ではジャイアンを担当していました。

ところが1979年版ではスネ夫を演じ、2005年まで約26年間担当しています。

同じ作品の別シリーズで、主要キャラクターを変えて出演した珍しい例です。

2005年にドラえもんの声優が全員変わったのはなぜ?

「旧声優が次々に亡くなっている」という現在の状況だけを見ると、2005年の声優交代も健康上の事情だったと思われることがあります。

しかし、2005年の変更は主要キャラクター単独の代役ではなく、作品リニューアルに伴うメインキャストの一斉交代でした。

テレビ朝日系の『ドラえもん』は1979年から大山のぶ代さんらを中心に放送され、2005年に大きくリニューアル。

  • ドラえもん:大山のぶ代→水田わさび
  • のび太:小原乃梨子→大原めぐみ
  • しずか:野村道子→かかずゆみ
  • ジャイアン:たてかべ和也→木村昴
  • スネ夫:肝付兼太→関智一

という形でメイン5人が交代しました。

1979年版の主要声優が亡くなった時期を見ると、最も早いたてかべ和也さんでも2015年です。

2005年の交代から10年後なので、死亡によるキャスト変更ではなかったことが分かります。

昔のドラえもんを見ると声が違う理由

現在の『ドラえもん』と昔の映画やテレビエピソードを見比べると、主要キャラクター全員の声が違います。

これは2005年にメインキャストが一斉交代したためです。

さらに1973年版まで含めると、ドラえもんだけでも複数の声優がいます。

そのため、「ドラえもんの初代声優」「昔ののび太の声」といった検索では、どの年代のアニメについて話しているのかを確認することが重要です。

旧声優が亡くなってもキャラクターが死亡したわけではない

大山のぶ代さんや小原乃梨子さんなど旧キャストが亡くなっても、ドラえもんやのび太というキャラクターが作中で死亡したわけではありません。

2005年から現在の声優陣によって新しいエピソードが制作されています。

「声優の死亡」と「キャラクターの死亡」は別の情報として考えましょう。

ドラえもんで亡くなった声優に関するよくある質問

大山のぶ代は亡くなったのですか?

はい。

大山のぶ代さんは2024年9月29日に90歳で亡くなりました。

1979年から2005年まで約26年間ドラえもんを担当しました。

大山のぶ代が亡くなったから水田わさびに変わった?

違います。

水田わさびさんへの交代は2005年です。

大山さんが亡くなったのは2024年なので、約19年の差があります。

のび太の昔の声優は亡くなった?

1979年から2005年までのび太を演じた小原乃梨子さんは、2024年7月12日に亡くなりました。

現在ののび太役は大原めぐみさんです。

ジャイアンの昔の声優は誰ですか?

1979年から2005年版では、たてかべ和也さんです。

2015年6月18日に80歳で亡くなりました。

現在は木村昴さんが担当しています。

スネ夫の昔の声優は誰ですか?

1979年から2005年版では肝付兼太さんです。

2016年10月20日に80歳で亡くなりました。

現在は関智一さんが担当しています。

昔のしずかちゃんの声優は亡くなった?

1979年から2005年までしずかを担当したのは野村道子さんです。

本記事では故人声優として扱っていません。

現在はかかずゆみさんがしずか役です。

大山のぶ代は初代ドラえもんではない?

テレビアニメ全体で見ると、初代ではありません。

1973年の日本テレビ系版では富田耕生さんが最初にドラえもんを演じ、その後、同じ1973年版の途中から野沢雅子さんが担当しました。

大山のぶ代さんは1979年に始まったテレビ朝日系版のドラえもんです。

ドラえもんを野沢雅子が演じていた?

はい。

1973年版の放送途中から野沢雅子さんがドラえもんを担当しています。

野沢さんは後に『ドラゴンボール』の孫悟空役などで広く知られるようになりました。

1973年版ののび太の声優は誰?

太田淑子さんです。

2021年に89歳で亡くなっています。

1973年版のジャイアンは誰?

肝付兼太さんです。

肝付さんは1979年版ではスネ夫役へ変わっています。

現在のドラえもんの主要声優は誰ですか?

2026年8月現在は次の5人です。

  • ドラえもん:水田わさびさん
  • のび太:大原めぐみさん
  • しずか:かかずゆみさん
  • ジャイアン:木村昴さん
  • スネ夫:関智一さん

まとめ|旧ドラえもん声優の逝去と2005年の交代は別の出来事

『ドラえもん』で主要キャラクターを担当し、亡くなった主な旧声優を整理すると次のようになります。

  • 富田耕生さん:1973年版前半のドラえもん
  • 太田淑子さん:1973年版のび太
  • 八代駿さん:1973年版スネ夫
  • 大山のぶ代さん:1979~2005年版ドラえもん→現在は水田わさびさん
  • 小原乃梨子さん:1979~2005年版のび太→現在は大原めぐみさん
  • たてかべ和也さん:1979~2005年版ジャイアン→現在は木村昴さん
  • 肝付兼太さん:1979~2005年版スネ夫→現在は関智一さん

特に重要なのは、大山のぶ代さん、小原乃梨子さん、たてかべ和也さん、肝付兼太さんの4人とも、2005年の声優交代時点では存命だったことです。

2005年の変更は作品リニューアルに伴うメインキャストの一斉交代であり、旧声優の死亡によって現在のキャストへ変わったわけではありません。

また、テレビアニメの歴史全体では1973年版も存在するため、「大山のぶ代=初代ドラえもん」とだけ覚えていると、厳密には歴代キャストを取り違えることがあります。

「昔と声が違う」と感じたときは、1973年版、1979~2005年版、2005年以降のどの時代の作品なのかを確認すると、声優の違いが分かりやすくなります。


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参考文献・参照サイト

参照日:2026年8月7日

※本記事は主要キャラクターを中心に掲載しています。テレビアニメ、映画、ゲストキャラクターを含むすべての故人声優を完全網羅するものではありません。

※1973年の日本テレビ系版と1979年以降のテレビ朝日系版は別のテレビアニメシリーズです。本記事では歴代キャストを比較するため同じ表に掲載していますが、「前任者の死亡を受けて後任が選ばれた」という意味ではありません。

※現在の主要キャストについては2026年8月7日時点のテレビ朝日公式情報を基準にしています。

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