声優事務所と養成所の違いとは?所属までの流れと選び方を解説

「声優事務所と養成所は何が違うの?」

「養成所へ入れば、そのまま声優事務所に所属できる?」

「専門学校と事務所附属の養成所では、どちらを選ぶべき?」

声優を目指し始めると、事務所、養成所、専門学校、スクールなど、似た言葉が数多く出てきます。

結論からいうと、声優事務所は所属者の仕事や活動を管理する組織、養成所は声優に必要な演技や発声を学ぶ場所です。

養成所へ入った時点では、原則としてプロの所属声優になったわけではありません。レッスンを受けた後、所属オーディションや査定に合格して初めて、事務所への所属候補になります。

声優事務所と養成所の違い

  • 声優事務所:所属声優の営業、仕事紹介、契約、スケジュールなどを管理する
  • 声優養成所:演技、発声、滑舌、ナレーション、アフレコなどを学ぶ
  • 養成所へ入るための入所審査と、事務所へ所属するための審査は別
  • 養成所を修了しても、必ず事務所へ所属できるわけではない
  • 事務所附属養成所でも、所属審査に合格する必要がある
  • 所属後も、作品ごとのオーディションや選考を受ける場合がある

この記事では、声優事務所と養成所の役割、専門学校との違い、所属までの一般的な流れ、自分に合う進路の選び方を解説します。

声優事務所とは?所属声優の仕事を管理する組織

声優事務所は、声優やナレーターの活動を支えるプロダクション・マネジメント組織です。

主な役割には、次のようなものがあります。

  • 制作会社などへの営業
  • オーディションや仕事の案内
  • 出演条件・報酬の交渉
  • 収録・イベントのスケジュール管理
  • プロフィールやボイスサンプルの管理
  • 出演料の請求・受け取り
  • 契約や権利に関する対応
  • 作品情報やSNS投稿の管理
  • 活動方針に関する相談

事務所は、声優へ演技を教える学校というより、プロとして仕事を受けるための窓口です。

ただし、所属者向けのレッスンや研修を行っている事務所もあります。

事務所へ所属しても仕事が保証されるわけではない

声優事務所へ所属したからといって、アニメやゲームの仕事が自動的に決まるわけではありません。

所属後も、事務所内の選考や作品ごとのオーディションを受ける場合があります。

また、多くの声優は一般企業の社員のような固定給ではなく、出演した仕事ごとに報酬を受け取ります。

事務所所属はゴールではなく、プロとして仕事を獲得するためのスタート地点です。

声優養成所とは?演技や発声を学ぶ育成機関

声優養成所は、声優・ナレーターとして活動するために必要な技能を学ぶ場所です。

一般的なレッスン内容には、次のようなものがあります。

  • 発声・呼吸
  • 滑舌・アクセント
  • 演技の基礎
  • 台本読解
  • アニメのアフレコ
  • 外国作品の吹き替え
  • ナレーション
  • 朗読
  • 身体表現
  • 歌唱・ダンス
  • オーディション対策

カリキュラムは養成所によって異なります。

週1回で学校や仕事と両立できる養成所もあれば、平日を中心に集中的なレッスンを行う養成所もあります。

養成所の生徒は所属声優ではない

事務所附属の養成所へ入所すると、「〇〇プロダクションの養成所に合格した」と説明できます。

しかし、その時点では通常、事務所の所属声優ではなく養成所の受講生です。

事務所公式サイトの所属者一覧にプロフィールが掲載され、仕事のマネジメントを受ける段階とは区別する必要があります。

声優事務所と養成所を比較

項目 声優事務所 声優養成所
主な目的 所属者の活動・仕事をマネジメントする 声優に必要な技能を育成する
立場 所属声優・所属タレント 受講生・塾生・研究生
お金 仕事の報酬を契約に従って分配する 入所金・授業料などを支払う場合が多い
仕事紹介 オーディションや仕事の案内を受ける 原則としてレッスンが中心
選考 所属オーディション・査定など 入所審査・入所オーディションなど
修了後 仕事を継続して獲得する必要がある 所属審査、不合格、進級などに分かれる

事務所附属養成所と独立系養成所の違い

声優養成所は、大きく分けて次の2種類があります。

声優事務所附属・直結型の養成所

特定の声優事務所やグループが運営し、その事務所への所属を主な目標とする養成所です。

代表的な特徴は次のとおりです。

  • 目標となる所属事務所が明確
  • 事務所のマネージャーが審査に関わる場合がある
  • 所属事務所の現役声優が講師を務める場合がある
  • 所属審査へ進む仕組みが用意されている
  • 事務所が求める人材や活動分野を意識した授業を受けやすい

一方、所属先が特定の事務所・グループに絞られることもあります。

憧れの事務所が明確な人には分かりやすい選択ですが、その事務所に合格できなかった場合の進路も確認しておきましょう。

独立系・複数事務所対応型の養成所

特定の一社だけを所属先とせず、複数の事務所オーディションや一般公募を目指す養成機関もあります。

次のような特徴があります。

  • 複数の事務所を比較しながら目指せる
  • 外部オーディションへ応募しやすい場合がある
  • 卒業後の進路が一社に限定されない
  • 所属先を自分で探す必要がある場合もある

「事務所直結」と書かれていない養成所では、どのような所属支援があるのかを具体的に確認しましょう。

声優養成所と専門学校の違い

声優養成所と専門学校も、同じものではありません。

項目 養成所 専門学校・声優スクール
主な目的 プロダクション所属を目指した実践的な育成 演技を含む幅広い技能や業界知識を学ぶ
通学頻度 週1回から平日中心までさまざま 平日の昼間を中心とする学校が多い
期間 半年・1年・複数年など 1~2年以上の課程が中心
所属先 附属事務所・グループ事務所が中心の場合がある 複数事務所の学内オーディションを行う場合がある
向いている人 目標事務所が明確、仕事や学校と両立したい人 時間をかけて基礎から幅広く学びたい人

ただし、「専門学校」「スクール」「アカデミー」という名称だけで内容を判断することはできません。

授業時間、講師、卒業後の審査、費用など、実際の仕組みを比較してください。

声優事務所へ所属するまでの主な流れ

声優事務所へ所属する代表的な道は、次の4つです。

1.事務所附属養成所から所属を目指す

初心者が選びやすい代表的なルートです。

  1. 養成所の資料を確認する
  2. 説明会・体験レッスンへ参加する
  3. 入所オーディションを受ける
  4. 合格後、入所金・授業料を支払う
  5. 発声・演技などのレッスンを受ける
  6. 進級審査・査定を受ける
  7. 所属オーディションを受ける
  8. 合格者が預かり・ジュニア・準所属などへ進む

具体的な仕組みは養成所ごとに異なります。

例えば、1年間学んだ後に所属オーディションを行う養成所もあれば、複数のクラスと段階審査を経て最終審査へ進む養成所もあります。

2.専門学校から事務所オーディションを受ける

声優系の専門学校やスクールでは、卒業前に複数の声優事務所を招いた学内オーディションを行う場合があります。

  1. 学校で基礎から学ぶ
  2. 学内査定・進級審査を受ける
  3. 事務所説明会や学内オーディションへ参加する
  4. 合格・推薦・養成所入所などの結果を受ける

学内オーディションを受けても、必ず事務所へ所属できるわけではありません。

事務所から「附属養成所へ特待生・受講生として入る」という提案を受ける場合も考えられます。

3.一般公募の所属オーディションを受ける

事務所が一般向けに所属オーディションを開催することがあります。

審査結果は、次のように分かれる可能性があります。

  • 事務所への直接所属
  • ジュニア・預かり所属
  • 附属養成所の特待生
  • 養成所への入所案内
  • 不合格

「所属オーディション」という名称でも、合格者全員がすぐ正式所属になるとは限りません。

合格後の立場と費用を募集要項で確認しましょう。

4.舞台・配信・芸能活動などの経験から所属する

劇団、舞台、子役、俳優、歌手、配信活動などの実績を持つ人が、紹介やスカウト、オーディションを通じて声優事務所へ所属する場合もあります。

ただし、実績があっても、声だけで人物を表現する演技やスタジオ収録の技術が必要です。

養成所ごとに所属までの流れは異なる

養成所から所属までの仕組みに、業界共通の決まりはありません。

公式例 学ぶ期間・流れ 所属への進み方
青二塾 東京校は1年間のカリキュラム 通塾後、青二プロダクション所属オーディションを受験
81ACTOR’S STUDIO本科 1年間のレッスン 修了後、プロダクション所属オーディションを受験
俳協ボイス 6か月のスタンダードクラス後に審査。合格者は6か月のアドバンスクラスへ進む アドバンスクラス修了後の最終審査で俳協所属を判断
日本ナレーション演技研究所 レベル別のクラスで学び、進級審査を受ける 受講生を対象にグループプロダクションの関連会社オーディションを実施

このように、「1年間通えば所属」「上級クラスまで進まなければ審査を受けられない」と一括りにはできません。

検討している養成所の公式サイトで、現在の所属審査の仕組みを確認してください。

入所オーディションと所属オーディションの違い

入所オーディション

養成所でレッスンを受ける人を選ぶための審査です。

主な審査内容には、次のものがあります。

  • 書類
  • 面接
  • 簡単なセリフ・朗読
  • 自己PR
  • 歌唱

合格すると養成所へ入れますが、声優事務所への所属合格ではありません。

所属オーディション

事務所がマネジメントする声優を選ぶための審査です。

養成所内での成績だけでなく、次の点を含めて判断される可能性があります。

  • 演技力と声の特徴
  • 指示へ対応する力
  • 成長の可能性
  • 現在の所属者とのバランス
  • 仕事へ対応できる生活・スケジュール
  • 活動分野との相性

養成所の授業を休まず受けただけで、自動的に所属できる仕組みではありません。

預かり所属・ジュニア所属・準所属・正所属の違い

所属審査へ合格した後も、すぐに「正所属」になるとは限りません。

事務所によっては、次のような所属区分が設けられています。

  • 預かり所属
  • ジュニア所属
  • 新人所属
  • 準所属
  • 正所属
  • 業務提携

ただし、これらの名称に業界共通の定義はありません。

同じ「預かり所属」でも、事務所によって仕事紹介、レッスン料、契約期間、プロフィール掲載の条件が異なる可能性があります。

所属を提示されたときに確認したいこと

  • 公式サイトへプロフィールが掲載されるか
  • 仕事やオーディションの案内を受けられるか
  • 所属後もレッスン料が必要か
  • 契約期間と更新方法
  • 事務所と本人の報酬分配
  • ほかの事務所や個人活動への制限
  • 上位所属へ進む査定時期
  • 査定に通らなかった場合の扱い

「所属」という言葉だけで判断せず、実際にどのようなマネジメントを受けるのかを確認しましょう。

声優養成所の選び方

1.所属したい事務所から逆算する

まず、将来どのような声の仕事をしたいかを考えます。

  • アニメ
  • 外国作品の吹き替え
  • ゲーム
  • ナレーション
  • 舞台
  • 歌手・ライブ
  • 配信・タレント活動

事務所ごとに所属者の活動分野や強みが異なります。

有名な声優がいるという理由だけでなく、新人がどの分野で活動しているかも確認しましょう。

2.誰が所属審査を受けられるか確認する

養成所によって、所属審査を受ける条件が異なります。

  • 受講生全員が審査を受けられる
  • 講師から推薦された人だけが受けられる
  • 進級審査に合格した人だけが受けられる
  • 上級クラス修了者だけが受けられる
  • 年齢や在籍期間の条件がある

「所属オーディションあり」という言葉だけでなく、受験資格を確認してください。

3.所属実績の数字をそのまま信じない

「所属率〇%」「毎年多数が所属」と書かれている場合は、計算方法を確認します。

  • 入所者全員を分母にしているか
  • 所属審査を受けた人だけを分母にしているか
  • 附属事務所への所属だけか
  • 養成所・研究生への進級も含めているか
  • 単年度か、長期間の累計か

有名な卒業生がいることは一つの実績ですが、現在の受講生全員が同じ道へ進めることを意味しません。

4.費用は修了までの総額で比較する

入所金や月謝だけでなく、所属審査へ進むまでに必要な総額を計算します。

総費用 = 入所金+授業料+教材費+交通費+宣材費+追加クラス費用

初年度の授業料が安くても、進級後に別の費用が必要になる場合があります。

次の項目も確認しましょう。

  • 分割払いの条件
  • 欠席時の振替
  • 途中退所時の返金
  • 進級後の授業料
  • 所属後のレッスン費
  • 宣材写真・ボイスサンプル費

5.学校や仕事と両立できるか確認する

週1回のレッスンでも、予習、復習、台本準備、発表会などの時間が必要です。

平日昼間の養成所では、会社員や全日制の学生が通うことが難しい場合があります。

次の条件を確認してください。

  • 曜日と時間
  • 年間の受講回数
  • 欠席できる回数
  • 振替制度
  • 追加レッスン
  • 発表会・審査の日程
  • アルバイト・芸能活動との両立規定

6.通学時間と交通費を計算する

授業料だけでなく、毎週の交通費も大きな負担になります。

片道2時間かかる養成所へ週3回通う場合、金銭面だけでなく、睡眠、練習、仕事へ影響する可能性があります。

地方校から所属者が出ている養成所もありますが、所属後は仕事やオーディションのために上京が必要になる場合があります。

7.見学・体験レッスンへ参加する

公式サイトの説明だけでは、教室の雰囲気や指導方法までは分かりません。

可能であれば、見学や体験レッスンで次の点を確認しましょう。

  • 講師が一人ずつへ具体的な指導をしているか
  • 受講人数に対して発表時間が確保されているか
  • 教室や録音設備を確認できるか
  • 質問へ具体的に答えてもらえるか
  • 当日の契約を強く迫られないか
  • 在校生の雰囲気が自分に合うか

8.年齢条件と在籍期限を確認する

養成所によっては、入所できる年齢やクラスごとの対象年齢が定められています。

また、同じクラスへ在籍できる年数や、所属審査を受けられる回数が決まっている場合もあります。

年齢だけで諦めるのではなく、現在応募できるコースと、所属までに必要な期間を確認しましょう。

9.契約と費用の説明が明確か確認する

公式サイトや説明会で、次の情報が分からない養成所には注意が必要です。

  • 運営会社
  • 授業料の総額
  • 契約期間
  • 退所・返金条件
  • 所属審査の仕組み
  • 所属後に必要な費用

「必ずデビューできる」「仕事ですぐ費用を回収できる」などと保証する勧誘も慎重に判断してください。

怪しい募集や合格後の高額契約については、次の記事で詳しく解説しています。

タイプ別|どの進路が向いている?

所属したい事務所が決まっている人

その事務所の附属・直結型養成所が候補になります。

所属審査の仕組み、受験資格、不合格後の進路まで確認してください。

複数の事務所を比較したい人

複数事務所の学内オーディションがある専門学校や、外部オーディションを受けやすい養成機関が候補です。

どの事務所が審査へ参加した実績があるのか、最新年度の情報を確認しましょう。

会社や大学と両立したい人

週1回、夜間、土日のクラスがある養成所が選択肢になります。

授業時間だけでなく、発表会、所属審査、追加講座の日程も確認してください。

演技経験がまったくない人

初心者向けの基礎クラスがあり、発声から段階的に学べる養成所が向いています。

いきなりアフレコだけを繰り返すのではなく、台本読解や身体表現も学べるか確認しましょう。

30代以上から声優を目指す人

年齢制限のない養成所や一般公募を探し、卒業までの期間と活動分野を現実的に考えます。

社会人経験、専門知識、方言、ナレーション適性などを生かせる可能性もあります。

養成所選びで避けたい判断

有名な卒業生だけで決める

有名声優が卒業していても、現在の講師、カリキュラム、所属審査が当時と同じとは限りません。

学費の安さだけで決める

費用が安くても、所属審査の機会が少ない、通学に時間がかかるなど、自分の目的に合わない可能性があります。

「所属」の言葉だけで決める

正式所属、預かり所属、養成所所属、登録制など、意味が異なる場合があります。

所属率の数字だけで決める

分母と所属の定義が分からなければ、ほかの養成所と正確に比較できません。

一つも見学せずに契約する

パンフレットや広告だけでなく、可能な限り教室、講師、レッスンの様子を確認しましょう。

養成所へ入る前のチェックリスト

  • 養成所と声優事務所の違いを理解した
  • 目標とする活動分野を考えた
  • 運営する事務所・会社を確認した
  • 入所審査と所属審査を区別した
  • 誰が所属審査を受けられるか確認した
  • 所属審査までの期間を確認した
  • 修了までに必要な総費用を計算した
  • 進級後・所属後の費用を確認した
  • 学校や仕事と両立できる時間割である
  • 年齢条件と在籍期限を確認した
  • 体験レッスン・説明会へ参加した
  • 所属できなかった場合の進路も考えた

声優事務所と養成所に関するよくある質問

養成所へ入らず声優事務所に所属できますか?

一般公募の所属オーディションや、芸能活動の経験などから直接所属する可能性はあります。

ただし、未経験者の場合は、演技や発声を学んだうえで所属審査を受けるルートが一般的な選択肢になります。

事務所附属養成所なら必ず所属できますか?

所属は保証されません。

附属養成所でも、レッスン後の所属オーディションや査定へ合格する必要があります。

養成所へ何年通えば声優になれますか?

半年、1年、複数年など、養成所と本人の進級状況によって異なります。

通った年数だけでなく、所属審査に合格し、その後仕事を獲得する必要があります。

養成所と専門学校はどちらが有利ですか?

一律にどちらが有利とはいえません。

目標事務所、現在の演技経験、通学できる時間、費用、受けられる所属オーディションを比較してください。

複数の養成所を同時に受けてもよいですか?

入所前に複数校を比較することはできます。

ただし、入所後はほかの養成所や芸能活動との重複を禁止している場合があるため、規約を確認してください。

地方の養成所からでも所属できますか?

地方校から所属者が出ている養成所もあります。

ただし、所属後のオーディションや収録は東京周辺で行われることが多いため、将来的な上京が必要になる場合があります。

預かり所属になれば声優として仕事をもらえますか?

仕事やオーディションの案内を受けられる可能性はありますが、仕事が保証されるとは限りません。

預かり所属の具体的な条件は、事務所へ確認してください。

養成所の所属率は何%なら高いですか?

計算方法が統一されていないため、数字だけでは判断できません。

入所者数、所属審査受験者数、合格者数、所属の定義を確認しましょう。

入所オーディションでは何を見られますか?

募集によって異なりますが、面接、セリフ、朗読、自己PR、歌唱などが行われる場合があります。

指定された課題と時間を守ることが基本です。

自己PRの作り方は、次の記事で詳しく解説しています。

まとめ|養成所は学ぶ場所、事務所は仕事を受けるための所属先

声優事務所と養成所には、明確な役割の違いがあります。

  • 声優事務所は、所属者の営業、仕事、契約などを管理する
  • 声優養成所は、演技、発声、ナレーションなどを学ぶ
  • 養成所の入所合格と事務所の所属合格は別
  • 事務所附属養成所でも所属は保証されない
  • 所属までの期間と審査方法は養成所ごとに異なる
  • 所属後も作品ごとのオーディションを受ける場合がある
  • 預かり・ジュニア・準所属などの意味は事務所によって異なる
  • 養成所は目標事務所、所属審査、費用、時間割から選ぶ
  • 所属率は分母と「所属」の定義を確認する
  • 修了までの総費用と、所属できなかった場合の進路も考える

声優になる道を、簡単に整理すると次のようになります。

養成所や専門学校で演技を学ぶ

所属オーディション・査定を受ける

預かり・ジュニア・準所属などになる

作品のオーディションや仕事へ参加する

出演実績を積み、継続的な活動を目指す

養成所の知名度だけで決めるのではなく、「どの事務所を目指せるのか」「所属審査を受ける条件は何か」「生活と費用を維持できるか」を確認することが大切です。

公式サイト、説明会、体験レッスンから情報を集め、複数の進路を比較してから申し込みましょう。


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参考文献・参照サイト

参照日:2026年8月6日

※養成所の募集年齢、授業料、クラス、所属審査の方法は変更される可能性があります。応募時は各公式サイトの最新募集要項を確認してください。

※養成所への入所、修了、進級は、声優事務所への所属や作品出演を保証するものではありません。

※預かり所属、ジュニア所属、準所属などの名称と契約条件は事務所によって異なります。所属契約を結ぶ前に、仕事紹介、費用、報酬、契約期間、退所条件を確認してください。

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