地下アイドルがライブでカバーすると盛り上がる曲20選!定番曲と選び方【2026年版】

地下アイドルのライブでカバー曲を披露するなら、単に有名な曲を選ぶだけでは不十分です。原曲を知っている人が多くても、歌やダンスの難易度が高すぎたり、グループの雰囲気と合っていなかったりすると、フロアの反応が弱くなることがあります。

反対に、コールを入れやすい、振り付けをまねしやすい、サビを一度で覚えられる曲は、初見客を巻き込みやすくなります。

この記事では、地下アイドルの現場に通ってきた筆者の視点から、ライブで使いやすいカバー曲を20曲選びました。王道のアイドルソングからロック、振りコピ、歌唱力を見せる曲まで、目的別に紹介します。

先に結論

  • 初見客を巻き込みたい:短いフレーズを反復できる曲
  • ファンと一体になりたい:コールや振りコピが定着している曲
  • メンバーを覚えてほしい:ソロパートや掛け合いを作りやすい曲
  • 歌唱力を見せたい:知名度があり、静かに聴かせる部分もある曲
  • 最終的には、グループのコンセプトと現在の歌唱力を優先する

注意:カバー曲をライブで演奏する場合は、楽曲の著作権、伴奏音源の権利、編曲の許諾などを確認する必要があります。記事後半の著作権とオケ利用の注意点も必ずご覧ください。

地下アイドルがカバーすると盛り上がる曲20選

選曲は「全グループで必ず盛り上がるランキング」ではありません。2026年時点でも候補にしやすい歴代定番曲を、ライブでの役割別に整理しています。客層、会場、持ち時間、グループの方向性に合わせて選んでください。

イントロからフロアを温めやすい定番曲

1.nerve/BiS

ライブアイドルのカバー曲を語るうえで外せない歴史的な定番曲です。反復されるフレーズと観客が参加しやすい振り付けがあり、原曲を知っているファンが多い現場では早い段階から一体感を作れます。

簡単そうに見えて、原曲の持つ切迫感や疾走感を表現できないと平坦になりやすい曲でもあります。歌唱よりも全員の勢いと表情をそろえることが重要です。

2.BiSH-星が瞬く夜に-/BiSH

ロック系、パンク系、破天荒系のグループと相性のよい定番曲です。イントロからテンションを上げやすく、サビでは観客の動きも大きくなります。

激しく動きながら歌うことになるため、メンバーの体力と歌唱の安定感を確認しておきましょう。音源に負けない声量と、ステージ全体を使ったパフォーマンスが必要です。

3.OIDEMASE!! ~極楽~/FES☆TIVE

お祭り感と分かりやすい盛り上がりを作りたいときの有力候補です。難しい世界観を説明しなくても、明るい音と掛け声によって初見客が参加しやすい構成になっています。

夏フェスや屋外イベントとの相性がよく、持ち時間の前半でフロアを温めたい場合にも使いやすいでしょう。

4.夜明け Brand New Days/ベイビーレイズJAPAN

疾走感とエモーショナルな展開を両立したライブ定番曲です。盛り上がるだけでなく、ライブ終盤の高揚感や「ここから始まる」という感情も作れます。

歌唱力が必要な曲なので、キーが合わない場合は正式な手続きのもとで調整を検討します。無理に原曲キーへ合わせ、サビの声が苦しそうになるのは避けたいところです。

5.冗談じゃないね/まねきケチャ

観客が声を出せる場所を理解しやすく、ライブアイドルの現場で盛り上がりやすい曲です。サビの勢いだけでなく、そこへ向かう展開に緩急があるため、メンバーの表情や煽りも見せられます。

楽曲を知っている客層が多い対バンでは即効性がありますが、初見客にも参加場所が伝わるよう、メンバー側の煽りをそろえておくとよいでしょう。

かわいさと王道感を見せやすいカバー曲

6.初恋サイダー/Buono!

イントロが流れた瞬間に反応するアイドルファンも多い、長年親しまれてきた定番曲です。王道のかわいさとロックの爽快感があり、歌唱力も見せられます。

知名度が高い分、原曲のイメージと比較されやすい曲です。ただ形をまねるのではなく、自分たちの声質や関係性が伝わる歌割りにすると個性を出しやすくなります。

7.いぬねこ。青春真っ盛り/わーすた

かわいい振り付けとキャッチーな言葉が印象に残りやすく、メンバーと観客が一緒に遊べる曲です。動物を思わせるポーズは、曲を知らない人にもまねしてもらいやすいでしょう。

かわいい系、電波系、元気系グループと特に相性がよく、SNS用の短いライブ動画でも魅力が伝わりやすい曲です。

8.ハート型ウイルス/AKB48

王道のアイドルらしさと恋愛曲のかわいさを見せられます。激しく沸くタイプだけでなく、推しメンをじっくり見たいファンにも届きやすい曲です。

大人数で無理に歌割りを細かく分けるより、中心になるメンバーを決め、周囲が表情やコーラスで支える構成が合います。

9.スキちゃん/スマイレージ

タイトルから気持ちが伝わり、サビでファンが反応しやすい王道曲です。明るい表情、ファンへの視線、メンバー同士の掛け合いなど、アイドルとしての魅力を素直に出せます。

生誕祭やファン感謝イベントのように、会場との距離が近いライブでも使いやすいでしょう。

10.仮契約のシンデレラ/私立恵比寿中学

コミカルな展開と物語性があり、複数メンバーの個性を見せやすい曲です。かわいいだけでなく、演技や表情の変化もライブの見どころになります。

歌割りとフォーメーションが複雑になりやすいため、短期間で仕上げるより、メンバーごとの役割を決めて練習したほうが魅力を出せます。

振りコピや観客参加を作りやすい曲

11.トライアングル・ドリーマー/虹のコンキスタドール

ライブアイドルの定番として知られ、フロア全体の動きを作りやすい曲です。明るく勢いのあるサビによって、グループを初めて見る観客にもライブの楽しさを伝えられます。

会場ごとのルールや混雑状況によって、観客の動きに制限がある場合があります。危険な参加をあおらず、手振りや声だけでも楽しめる見せ方を用意しましょう。

12.原宿戦隊!神宿レンジャー/神宿

戦隊ものを思わせる分かりやすいコンセプトと、メンバーごとの見せ場を作りやすい点が魅力です。初見客にも「一緒に参加する曲」だと伝わりやすく、グループの元気さを見せられます。

メンバーカラーや自己紹介要素と結び付けたい場合にも参考になる曲ですが、原曲の固有性をそのまま自分たちの設定として扱わないよう注意が必要です。

13.アッパライナ/Appare!

フェスらしい開放感と、全員で楽しめる雰囲気を作りたいときの候補です。観客が複雑なコールを知らなくても、リズムに合わせて手を上げやすい曲調になっています。

細かい歌唱表現より、ステージ上の運動量と笑顔をそろえ、会場全体を巻き込むことが重要です。

14.アイドルライフスターターパック/iLiFE!

現在のライブアイドル文化を題材にした、観客参加型の候補です。現場で使われる言葉や楽しみ方と結び付きやすく、若いアイドルファンの多いイベントでは反応を得やすいでしょう。

一方で、曲を知っていることを前提にしすぎると初見客が置いていかれます。メンバーが動きや声の入れ方を分かりやすく示すことが大切です。

15.最上級ぱらどっくす/わーすた

テンポのよさ、かわいさ、少し不思議な展開を組み合わせた曲です。電波系や個性派アイドルが、ただ明るいだけではないライブを作りたい場合に向いています。

細かいリズムと言葉をそろえる必要があるため、歌唱とダンスを別々に練習してから組み合わせると仕上げやすくなります。

知名度や歌唱力を生かせるカバー曲

16.大声ダイヤモンド/AKB48

アイドルファン以外にも比較的知られており、王道の青春感を出せる曲です。イベントで初めて地下アイドルを見る人にも届きやすく、複数人のユニゾンも生かせます。

歌詞の熱量に負けない表情と声が必要です。音程を追うだけでなく、誰へ気持ちを届けるのかをメンバー間で共有しましょう。

17.青春“サブリミナル”/=LOVE

近年の女性アイドル曲から、透明感と青春感を見せたい場合の候補です。激しいコールだけに頼らず、メロディー、表情、フォーメーションで引き付けるライブを作れます。

声の重なりとダンスの見せ方が重要なので、人数と歌唱力に合う歌割りを考えましょう。

18.君の知らない物語/supercell

アニメファンを含めて知名度があり、歌唱力を見せたいグループの候補です。アップテンポ曲が続くセットリストの中で、空気を変える役割も持たせられます。

音域が広く、終盤まで安定して歌う力が求められます。全員で歌うより、主旋律を担当するメンバーとコーラスを分けたほうがまとまりやすい場合があります。

19.ファンサ/mona(CV:夏川椎菜)

アイドルとファンの関係を正面から表現できる曲です。生誕祭、周年、ワンマンの終盤など、普段応援してくれるファンへ気持ちを返したい場面に合います。

ただ歌うだけでなく、客席へ視線を送り、メンバーそれぞれのファンサービスと連動させることで曲の意味が伝わります。

20.おジャ魔女カーニバル!!/MAHO堂

アニメソングとして幅広い層に知られ、明るいイベントや企画ライブで盛り上がりやすい曲です。原曲を知らない若い観客でも、跳ねるリズムと楽しそうな雰囲気へ参加しやすいでしょう。

アニソンイベントや季節企画には合いますが、グループの通常コンセプトから離れすぎる場合は、特別なカバー枠として使う方法もあります。

地下アイドルがカバー曲を選ぶ7つの基準

1.ライブの目的に合っているか

デビューライブ、対バン1曲目、生誕祭、ワンマン終盤では、必要な曲が違います。最初に「この曲で観客にどうなってほしいか」を決めましょう。

  • 初見客に足を止めてほしい
  • 会場全体で声を出してほしい
  • メンバーの歌唱力を知ってほしい
  • ファンへ感謝を伝えたい

2.グループのコンセプトに合っているか

人気曲でも、ダーク系グループが王道のかわいい曲を何の説明もなく歌うと、世界観が伝わりにくくなる場合があります。意外性を狙うなら、衣装やMCを含めて「なぜこの曲を選んだか」が見える構成にします。

3.メンバーの音域と歌唱力に合っているか

原曲キーにこだわりすぎる必要はありません。ただし、キー変更や編曲をする場合は権利者の意向確認が必要になることがあります。正式な許諾条件を確認したうえで、メンバーがライブで再現できる形を選びます。

4.人数に合う歌割りを作れるか

ソロ歌手の曲を5人で歌う場合、細かく分けすぎると歌詞が途切れて聞こえることがあります。反対に、大人数曲を2人でカバーすると息継ぎが難しくなります。人数に合わせて、ソロ、ペア、全員ユニゾンを整理しましょう。

5.初見客にも参加場所が伝わるか

既存ファンだけが複雑なコールを知っている状態では、新規客が入りにくくなります。メンバーが手振りを見せる、曲前に短く説明するなど、初めてでも参加できる入口を作ります。

コールとMIXの違いや基本を確認したい方は、アイドルのコールの意味とは?定番コールと初心者向けの覚え方をご覧ください。

6.20分のセットリストで役割が重ならないか

盛り上がる曲ばかりを並べても、観客が疲れて後半の印象が弱くなることがあります。勢いのある曲、かわいい曲、聴かせる曲、最後に一体感を作る曲など、役割を分けましょう。

7.オリジナル曲につながる選曲か

カバー曲は、観客にグループの方向性を説明するテストにもなります。ロック曲への反応がよかった、振りコピ曲で新規客が残ったなど、ライブの反応を次のオリジナル曲制作に生かせます。

カバー曲で見つけた「自分たちらしさ」を、オリジナル曲へ

制作費の内訳、作曲家の選び方、依頼文の作り方は、地下アイドルのオリジナル曲制作を依頼する方法で詳しく解説しています。

カバー曲の著作権とオケ利用で確認すること

「ライブハウスだから、どの曲でも自由にカバーできる」とは限りません。誰が主催し、どの曲を、どの音源で、どのように利用するかによって必要な確認が変わります。

ライブの演奏手続きは主催者・会場へ確認する

JASRACは、コンサートでの演奏について、原則として主催者が著作権の手続きを行うと案内しています。ライブハウスが包括契約をしている場合もありますが、出演者側の判断だけで済ませず、イベント主催者と会場へ確認してください。

市販音源やダウンロード音源を勝手にオケとして使わない

楽曲そのものの著作権と、CDや配信で販売されている録音音源の権利は別です。JASRACも、市販のCDやダウンロード音源を利用する場合、著作権とは別に音源製作者やアーティストの著作隣接権の許諾が必要と案内しています。

公式がライブ利用を認めたオフボーカル音源、正規に制作・許諾された伴奏、利用条件を確認したカラオケ音源などを使いましょう。「動画サイトから音源だけを抜き出す」方法は避けてください。

キー変更・編曲・替え歌は事前に確認する

既存曲の編曲、訳詞、替え歌などは、作詞者・作曲者の意向確認が必要になる場合があります。キー変更や構成変更を含め、どこからが編曲に当たるか判断できないときは、音楽出版社や管理団体へ相談してください。

ライブ動画をSNSへ投稿するときも別に確認する

YouTubeなど、JASRACと利用許諾契約を締結している動画投稿サービスでは、一定範囲の管理楽曲を投稿できる場合があります。しかし、市販音源や第三者が作った伴奏を含める場合の著作隣接権、編曲、海外地域での権利処理まで自動的に解決するわけではありません。

ライブで歌えた曲でも、同じ映像を配信・販売できるとは限りません。動画投稿前に、利用するサービスと音源の条件を確認しましょう。

20分ライブのセットリスト例

4曲構成なら、それぞれに違う役割を持たせるとグループの魅力が伝わりやすくなります。

  1. 1曲目:イントロで足を止める勢いのある曲
  2. 2曲目:メンバーのかわいさや個性を見せる曲
  3. 3曲目:歌唱力や感情を聴かせる曲
  4. 4曲目:コールや振りコピで一体感を作る曲

MCを長くしすぎると曲数が減ります。初見客の多い対バンでは、自己紹介と次の曲の参加方法を短く伝え、音楽とパフォーマンスで覚えてもらう構成が向いています。

よくある質問

地下アイドルはカバー曲だけでライブできますか?

主催者や楽曲・音源の利用条件を満たしていれば、活動初期にカバー曲を中心としたライブを行うことは可能です。ただし、グループの世界観や名前を覚えてもらうには、徐々にオリジナル曲を用意するほうが差別化しやすくなります。

一番盛り上がるカバー曲はどれですか?

客層と会場によって変わるため、一曲だけを断定できません。ライブアイドルファンが多い現場では「nerve」などの歴代定番曲、一般客の多いイベントでは知名度のあるアニメ曲や王道アイドル曲が反応されやすい傾向があります。

原曲と同じ振り付けにしてもよいですか?

楽曲の利用許諾と振り付けの権利は別に考える必要があります。公式振り付けをそのまま利用したい場合は、権利者や主催者へ確認してください。許諾が不明な場合は、独自の振り付けを制作する方法があります。

YouTubeにあるカラオケ音源をライブで使えますか?

公開されているだけでは、ライブで自由に使えるとは限りません。投稿者が示す利用規約を確認し、商用ライブでの利用、音源のダウンロード、クレジット表記、キー変更が認められているか確認してください。

カバー曲とオリジナル曲は何曲ずつ必要ですか?

決まった比率はありません。活動初期はカバー曲でセットリストを補い、反応を見ながらオリジナル曲を増やす方法があります。最終的には、20分程度の対バンをオリジナル曲だけでも構成できる状態を目標にすると、グループの個性を伝えやすくなります。

まとめ

地下アイドルがライブでカバーすると盛り上がる曲を選ぶときは、知名度だけでなく、コール、振りコピ、歌唱力、メンバーの人数、セットリストでの役割を確認しましょう。

定番曲には初見客を参加させやすい強みがあります。一方、人気曲を歌うだけではグループ名が残らないこともあります。カバー曲で得られた反応を分析し、自分たちが得意なジャンルやライブの見せ方をオリジナル曲へつなげることが大切です。

ライブへ初めて参加するファンの流れを知りたい方は、初めての地下アイドルライブの行き方も参考にしてください。

関連記事

参考にした情報

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする