失敗アイドルアニメ!22/7 が!僕には面白すぎる6つの理由!(ナナニジ)

3年前からの秋元康による、デジタル声優プロジェクト。TOKYO MXでもバラエティーは好評だったのに、アニメが放送されると、棒演技、つまらないと酷評の嵐。amazonのレビューは星2つ半。しかし僕は面白かったのでその理由を素直に書いて見ます。

(10話まで視聴。ネタバレを含む。)




失敗アイドルアニメ!22/7 が!僕には面白すぎる6つの理由!(ナナニジ)

⑴ 暗い性格の主人公に共感できる

「世界平和に興味がない、私の世界が平和ならそれでいい。」

アイドルアニメの主人公は元気なキャラが多いですが、このキャラは根暗で、社会になじめないタイプ。周りに溶け込めないことでバイトをクビになる。

僕もバイトの面接を10回連続で落ちたことがあり、あまり周りと溶け込むことが苦手なので、痛々しいほどに感情輸入できました。

(そして僕はセンターに立つような娘より、クラスの隅っこで馴染めないような地味っ娘がタイプなので、個人的にドンピシャなのです。)

⑵ 声優の棒演技が気持ちいい

声優の演技が棒だと、評判ですが、僕は棒が好きです。帰宅部活動記録というアニメをご存知でしょうか?

僕はこのアニメで棒演技が癖になってきました。何かの感覚に似ていると思ったのですが僕は30代なので、20代の頃にボーカロイドを聴き

最初は違和感の拒否反応が凄かったのですが、その違和感が気になって繰り返し来ている内に大好きになりました。

棒演技で他の例では、宮崎駿の風立ちぬも挙げられます。庵野秀明は監督としては素晴らしいと思うのですが、声優としてはどうでしょうか?

中身が若い女の娘の場合、頑張れ頑張れと応援することができるのですが、庵野秀明さん萌え!とはならないので。今回は少女だからこそのセーフでした。




そもそもアイドルは、歌が上手すぎると、ファンが引いてしまいます。アイドルソングはほとんどがギリギリで歌える高さに設定されています。

これは出しづらいところを、頑張って歌っている感がファンに受けが良いためです。

男性が自分より劣っている女性のが好むという心理は、あまりいい事ではありませんが、少しスキがあるくらいのが人気が出るというのはよくある事です。

⑶ 4〜9話のメンバー掘り下げ回は良質なアイドルアニメしている

序盤の3話までの展開が暗く、そして壁の信託という謎の非日常要素が邪魔で、そこで切ってしまった人もいるかもしれません。

しかし4〜9話のメンバー掘り下げ回は、よくあるアイドルアニメの王道で各メンバーのその性格に至るまでの過去が明かされます。

(関西元気キャラの家庭、リーダーのファザコン、明るいキャラの幼少病弱期、メガネ計算キャラのトラウマ等)

テンポもよく、適度にギャグも挟みつつ、7話の後半の展開では僕は涙をながして感動してしまいました。

⑷ 水着回が素晴らしい

主人公の地味っ娘はもちろん、高飛車キャラのリーダーが水着を嫌がるのに、結局は水着を着ることが胸熱展開です。(6話)

(2つのタイプの需要を満たしています。)




⑸ 友達が出来た気分に浸れる

主人公が全く友達がいない状態から、メンバーと馴染んでいく事でまるで自分に友達ができて居場所が生まれたという気分に浸ることができます。

もっと主人公を掘り下げて欲しいくらいです。

⑹ 成功者の秋元康が失敗したので心地いい(正直)

人生の敗北者としては秋元康が失敗してざまあ!という良くない楽しみ方ができます。本当に良くないのですが、他人の不幸は蜜の味なのです。(正直)

22/7の良くないところ4個

無理やり援護しているとは思われたくないので、良くなかった点も4つ挙げていきます↓

⑴ OP曲の「ムズイ」等、欅坂の路線を使いすぎて秋元康の顔が

どれだけアイドルに大人への反感を歌わせるのかと。もうそろそろ飽きてきたというか、個人的には欅坂だけがやればいいと思うので

秋元康の詩から「こういうのが受けるんでしょ?」という狙いを感じてしまって冷めてしまう部分があります。

⑵ 壁という非日常というかファンタジー感に違和感がすごい




謎の壁の司令に従って、行動するのですがこの違和感がぬぐいきれません。

ここだけファンタジー要素であとは、普通なアイドルアニメなのでギャップがすごいです。

欅坂がいくら反抗の歌を歌っても、所詮は本人たちが大人にやらされているという、矛盾した構図をアニメ内で解決することはできてますが、満遍なくファンタジーではなくそこだけ急に来るので受け入れにくいです。

⑶ 3話まで退屈できつい

僕は主人公に萌えることはできましたがそれでも3話までの展開は暗くて体退屈で壁の事が意味不明です。これで離脱した人もいると思います。

⑷ ライブシーンがそこまで良くない

他のシーンの作画はいいのですが、アイドルアニメの醍醐味であるライブシーンが意外とそこまでです。お金かかってると思うのですが、人間ドラマがメインでライブシーンに力が入っていないので残念でした。

悪くはないのですが、期待しすぎたのかもしれません。しかしファンの合いの手のコールの再現度が高くそこに驚きました。

アイドルアニメ!22/7をまとめた感想

以上面白いと思った点と面白くなかった点でした。棒演技のせいで無理という人は、もう無理だと思います。スカムを楽しむ感覚も必要かもしれません。

しかしどんな駄作と呼ばれている作品でも、感覚がフィットし面白いと感じることはあると思います。

世間がダメだといったからといって、個人的に楽しむことをやめる必要もないですし、そこに対する同調圧力もよくないと思います。

現代社会では、SNSにより民主主義は弱体化させられました。意見の違うものをで合わせ戦わせ、人格までも否定された様な気分になります。




もし私も面白いと思っている人がいて共感してくれたら嬉しいです。

それが社会一般とずれていても、己の感性の方を大切にするべきだと思います。

違う意見の人も、こういう意見の人もいるんだぁ面白いなぁ。くらいにとどめておいて

それでいいではありませんか。考え方が違う人がいて当たり前、それを尊重した上で仲良くすることはできると思います。

反対の意見の人は筆者の自己紹介ページからTwitterを辿り文句をいうのはやめてくださいね。一時期は叩かれかなり病みました。饅頭怖いです。

真面目に語ってしまいましたが。

つまりは!地味っ娘!キュンキュン!❤️

アイドルかわいいし!棒演技こそ!応援したくなっちゃう!

水着回!風呂回!汗だく!東京アイドルフェステイバル!や池袋の噴水広場!の再現度凄い!




人間物語に感動して泣いちゃった。ラストがきなるうううう

ってことです!

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それでは最後まで読んでいただきありがとうございました!

またお会いいたしましょう!アイドル!最高!人生の宝!

彼女なんていらねーぜ!^^では!

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