アイドルにあまり興味がない人は、どうしてハマるのか?何処がいいのか?わからないと思います。
アイドル嫌いだった僕がアイドルにどっぷりハマるまで、そしてアイドルに何を求めているのか?を書きました。
地下アイドルにハマる人どんな人?アイドル嫌いが絶望から豹変するまでの記録
まず筆者は22、3歳当時、バンドでギターをやっていので
自分で曲を書き、そして演奏するバンドこそ本物で
人の曲を歌う「アイドルなんて偽物だ!」と思っていたタイプでした。
(ローリングストーンズ大好き!)
そして性の対象とも捉えられても、仕方ないアイドルを応援するなんて恥ずかしい行為だと思ってました。
しかし、バンドメンバーにスタジオで殴られたり、駄目出しばかり受ける日々が続き、1度は音楽が嫌いになります。
それは少し休んで、復活するのですが、その厳しいバンドの次に自分で作ったバンドが3人だったのですが、2人が脱退し
その2人が別のバンドを組んだ事にショックを受けていました。またメンバー探すのも大変だしと、途方に暮れました。
アニメは元から好きだったので、秋葉原で特に当てもなく、絶望的にフラフラとあるいていました。
そうすると、なにやら秋葉原ベルサーレの地下で無料イベントをやっているらしく。お金掛からないし、入ってみるかぁ。とスゥーと入って行きました。
その空間は異様で、まず一番驚いたののは、ファンの熱気というか
野太い声のコールが凄すぎて、そしてダサすぎて
異世界へ来てしまったのかと思いました!衝撃でした!
最初はアイドルより、そのファンの異様な生態に、興味が湧きました。
ロックバンドのライブを観にいっても、モッシュしたり、ダイブしたりとかは、後ろから眺めていたのですが
どうもバンドのライブとは様子が違う。
何やら呪文の様な意味不明なものを、唱えていて、それがピタッとあっている
何よりも、彼らは、とてもとても楽しそうに見えました。
バンドで殴られたり、プロの人が観に来てくれたライブで失敗をし、ドラマーから、ライブ中にスティックを顔面に投げられたり
ライブ当日の朝四時にバンド辞めるので、今日行きませんと連絡が来たり。
もうバンド活動に疲れ果てた僕には、輝いて見えました。
それに加えて、中学が不登校で、高校は通信制だったので、学生時代にいい思い出もなく
そんな奴がまともに女性とお話しできる様な者でもなく
女性とは、天の上の都市伝説。自分が関わってはいけない、別次元の物だと思っていました。
ですがどうでしょう?アイドルのライブでは、女性を見ても、気持ち悪がられないどころか!
彼女達は笑顔を振りまいています!
暗かった学生時代の反動もあり、女性に免疫のない筆者は、一気にトキメイてしましました。
そして・・・。
その日のイベントは沢山のアイドルが出ていたのですが、最後に出演した
『アリス十番』というアイドルはジェイソンマスクを被っており
(後に仮面女子となる)
そして、トイレットペーパーをひらひらと、発射する銃をうったり
クライマックスでは、ゴムボートの上にセンターの娘が乗り!
そしてファン達がそれを支え、人力でお客さんのエリアに突入してきて
グルグルと旋回し、筆者の目の前まで、超近くまで来ました!
そして、みんなが、掌を捧げ(当時はケチャとは分からない)ヒラヒラーとする!
最後には、系列の『スチームガールズ』のメンバーも登場し、バックで旗を振る
演出がすごくて、ミュージカルを観た様な感動!
衝撃&衝撃!
カワイイだけじゃなくて、コンセプトの面白さもある!
「なんじゃこらぁぁぁぁあああああ?」
そして『アリス十番』というアイドルは毎日秋葉原でライブをしており
しかも土日は無料だというではありませんか(当時)
今までに感じた事のない、ドキドキの様なものをどうしたらいいのか分からず
その矛先は、アリス十番のライブへと向かわせます。
そこから、初心者がコールや、レギュレーション、文化を覚えて
農民が、クワを剣にかえ一揆を起こす様に、剣士へ変貌する様に
一人前の兵士へと成長していくのです。その様子は次のページへ
(その内、書くかも)